全国8都市で「ナノテラス利用説明会」が開催されます

1　概要

　現在、宮城県仙台市に建設中の次世代放射光施設ナノテラスが来年度からいよいよ運用が開始予定です。本説明会はナノテラスのアウトリーチ活動の一環として、2023年6月下旬から全国8都市で開催されます。ナノテラスを広く産学官の方々に利用していただくことを目的に、学生さんや研究者、また、産業界の方々に対して、利用方法を分かりやすく説明いたします。また、現地参加者限定の個別相談も承りますので、是非お近くの会場にお越しください。

2　説明対象者

　学術界・産業界など、どなたでも参加いただけます（参加料無料）。

3　説明会内容（担当者）

• ナノテラスの概要について（文部科学省）
• 学生さんや研究者向けの利用方法について（量子科学技術研究開発機構）
• 産業界の方向けの利用方法について（光科学イノベーションセンター）
• 【現地参加者限定】担当者との個別相談

4　開催スケジュール

　下記のスケジュールで開催予定です。

開催スケジュール

日付	時間	場所
6月26日（月曜）	13時30分～15時30分	東北大学 青葉山キャンパス 青葉山コモンズ2階農学部大講義室
6月28日（水曜）	13時00分～15時00分	東京工業大学 大岡山キャンパス 70周年記念講堂
7月  5日（水曜）	13時00分～15時00分	立命館大学 大阪いばらきキャンパス イベントホール
7月13日（木曜）	13時30分～15時30分	名古屋大学 東山キャンパス 坂田・平田ホール
7月18日（火曜）	13時00分～15時00分	北海道大学 札幌キャンパス 工学部フロンティア応用科学研究棟 レクチャーホール「鈴木章ホール」
7月26日（水曜）	13時00分～15時00分	広島大学 霞キャンパス 凌雲棟R501講義室
7月28日（金曜）	13時00分～15時00分	筑波大学 筑波キャンパス 大学会館ホール
7月31日（月曜）	13時00分～15時00分	九州大学 伊都キャンパス 稲盛財団記念館稲盛ホール

※事前登録制・先着順となります

5　ハイブリット開催

　各回、オンライン傍聴も可（定員500名）

6　参加登録フォーム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　参加登録フォーム（外部サイトへリンク）
　登録締め切りは各回開催の24時間前まで

7　主催、共催

　主催：文部科学省
　共催：量子科学技術研究開発機構（QST）、光科学イノベーションセンター（PhoSIC）、東北大学

※本説明会に関するお問い合わせについては、文部科学省ホームページ（外部サイトへリンク）からお願いします。

ナノテラスとは？

　次世代放射光施設「ナノテラス」は、いわゆる「ナノまで見える巨大な顕微鏡」です。当該施設は軟X線領域に強みを持ち、国内既存施設の100倍の明るさで世界最高水準の解析能力を有します。活用分野は多岐にわたっており、創薬や医療技術、省エネや環境保全、食の安全など様々な範囲への応用が期待されています。現在日本が直面している、脱炭素社会の実現や感染症対策などの社会課題の解決にも貢献される施設として、現在整備が進められているところです。