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更新日:2026年3月27日
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歯周病は、歯垢中の細菌によって引き起こされます。歯の周りの歯肉に炎症が起こり、さらに進行すると歯を支えている骨がほとんど痛みを感じることなく溶けてしまい、歯の喪失につながります。
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正常な 歯と歯肉の状態 |
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|---|---|---|
| 歯肉炎 | ![]() |
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| 歯周炎(軽度) | ![]() |
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| 歯周炎(中度) | ![]() |
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| 歯周炎(重度) | ![]() |
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仙台市の令和6年度歯周病検診では、30歳で51.8%とすでに半数以上の方に進行した歯周病が見られました。40歳で52.7%、50歳で61.0%、60歳で65.3%、70歳で68.0%と年齢が上がるほど進行した歯周病がある人は増えています。自分の歯で「食べる・話す・歌う・笑う」等、いきいきと健康的な生活を送るためにも、日頃からの歯周病予防が重要です。

歯周病菌や歯周病によって生じた炎症物質等が血管の中に入ることで、全身にまわり、様々な全身疾患(糖尿病、関節リウマチ、脳梗塞、動脈硬化に伴う狭心症・心筋梗塞等)を引き起こします。
また喫煙やストレス等も歯周病に影響を及ぼします。歯周病予防には、生活習慣の見直しも大切です。
※歯周病と糖尿病の関連性
糖尿病があると、免疫力や血流が低下して歯周病が悪化しやすくなります。また、歯周病が進むと血糖コントロールが難しくなることもあります。歯周病を治療することは血糖値の改善につながるメリットがあります。糖尿病のある方は定期的な歯科受診をおすすめします。
1.歯と歯ぐきの境目を丁寧にみがく
2.歯と歯の間は歯間清掃用具を使う
※デンタルフロスや歯間ブラシ等は歯ブラシを使う前が効果的
【デンタルフロスの使い方】
【歯間ブラシの使い方】
いろいろと向きを変えると効果的に汚れを落とすことができる!

※デンタルフロスや歯間ブラシは、歯ぐきに炎症があると使用中に出血することがありますが、一時的なもので継続使用により治まってきます。デンタルフロスや歯間ブラシを使用する際は、かかりつけ歯科医で使い方等を教わりましょう。
デンタルフロスの使い方は、「ハローフロスプロジェクト リーフレット」(PDF:1,321KB)をご覧ください!
【ハローフロスプロジェクトとは】
若い世代が毎日のルーティンにデンタルフロスを取り入れることで、壮年期以降の歯周病リスクを低減させることを目的に発足したプロジェクトです。東北大学歯学部の学生を中心に、東北大学大学院歯学研究科・仙台歯科医師会・仙台市が連携して、歯周病予防に関する正しい知識や、デンタルフロスの効果的な使い方を紹介する啓発リーフレットを作成・活用し、歯周病予防対策を広く呼びかけています。
3.歯周病と関係がある根面う蝕を予防するためにフッ化物配合歯みがき剤を使う
(※根面う蝕とは、歯肉が下がり、歯の根の部分にできたむし歯のこと)
| 年齢 |
歯みがき剤の フッ化物イオン濃度と使用量 |
使用方法 |
|---|---|---|
| 6歳~成人 | 1,400~1,500ppmFの歯みがき剤を歯ブラシ全体(1.5cm~2cm)程度 |
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次のような症状が当てはまるほど、歯周病の危険信号!かかりつけ歯科医で相談しましょう。
| チェック項目 | |
|---|---|
| 1 | 朝起きたときに、口のなかがネバネバする |
| 2 | 歯みがきのときに出血する |
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3 |
固いものが噛みにくい |
| 4 |
口臭が気になる |
| 5 |
歯肉がときどき腫れる |
| 6 |
歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた |
| 7 | 歯がグラグラする |
出典 厚生労働省「健康日本21アクション支援システム」
(参考)歯周疾患の自覚症状とセルフチェックはこちらから
健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~(外部サイトへリンク)
たばこを吸う人は、吸わない人と比べて歯周病にかかりやすく、さらに悪化しやすいことがわかっています。
また、喫煙している場合は歯周病治療の効果が出にくく、治りも遅くなる傾向があります。しかし、禁煙することで歯を支える組織の状態が良くなるため、歯周病のリスクを下げるだけでなく、治療効果の向上も期待できます。歯と口の健康を保つためにも、禁煙は大きな一歩となります。
お口の2大疾患は「むし歯」と「歯周病」ですが、近年は「オーラルフレイル」が問題になっています。オーラルフレイルは、健康な口の機能と機能低下の間にある状態で、早めの気づきと予防が重要です。
オーラルフレイルになると、かむ力や飲み込む力が低下します。そのままにしておくと、低栄養になったり、食べ物が誤って気管に入り、肺で細菌が増殖して炎症を起こす(誤嚥性肺炎)こともあります。こうしたことが続くと、心身の機能が低下し、要介護になるリスクも高まります。
「食べにくい」「むせやすい」と感じたら、かかりつけ歯科医で相談してみましょう。

出典 オーラルフレイル 3学会合同ステートメント
5項目のうち、2項目以上に該当する場合オーラルフレイルです。オーラルフレイルに該当した場合、かかりつけ歯科医に相談しましょう。
| チェック項目 | 該当 | 非該当 | |
|---|---|---|---|
| 1 |
自身の歯は何本あるか(さし歯や金属をかぶせた歯は、自分の歯と数えます。インプラントは、自分の歯として数えません。) |
0~19本 |
20本以上 |
| 2 |
半年前と比べて固いものが食べにくくなった |
はい | いいえ |
| 3 |
お茶や汁物等でむせることがある |
はい | いいえ |
| 4 |
口の渇きが気になる |
はい | いいえ |
| 5 | 普段の会話で、言葉をはっきりと発音できないことがある | はい | いいえ |
出典 オーラルフレイル 3学会合同ステートメント
30歳で半数以上が歯周病!あなたは大丈夫?
仙台市では、20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳の節目年齢を迎える方を対象に、歯周病検診を実施しています。対象の年齢の方は、ぜひお口の健康チェックを受けましょう。
また、かかりつけ歯科医を持っていない方は、この機会にかかりつけ歯科医を持つチャンスです。歯周病検診から受診方法等が確認できます。
生涯にわたり歯と口の健康を維持し、「おいしい食事を味わう」「会話を楽しむ」等、豊かな生活を送るためにも歯周病予防とオーラルフレイル予防に取組みましょう!
妊婦さんは「妊娠期の歯周病予防」もご覧ください。
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