国内におけるペットボトルのリサイクル率は8割を超えるものの、ほとんどが衣料品等ペットボトル以外のものにリサイクルされ、廃棄後は焼却されています。このため、プラスチック資源の有効利用に向けては、繰り返し再利用が可能な「水平リサイクル^※」に取り組むことが重要です。

　本市では、令和3年10月に株式会社伊藤園及びティーエムパック株式会社と連携協定を締結し、家庭から収集した使用済みのペットボトルを新たなペットボトルに水平リサイクルし、地域内で循環利用する取り組みを令和4年4月から開始しました。

※水平リサイクル…使用済み製品を同一種類の製品へとリサイクルすること。

 

1　取り組みの概要

• 本市が家庭から収集した年間2,000トンの使用済みペットボトルを、伊藤園が指定するリサイクル業者へ売却し、約1億本の新たなペットボトルへ水平リサイクルします。
• 市内のティーエムパックの工場で、リサイクルペットボトルを利用した飲料が製造され、仙台市内をはじめ東北各地で販売されます。

協定締結式の様子（写真左から、ティーエムパック株式会社・湯瀬社長、
郡市長、株式会社伊藤園・本庄副社長）

 

2　「ワケルくん」デザインボトル飲料

　資源循環を「見える化」するため、リサイクルされたペットボトルの商品に、本市のごみ減量キャラクター「ワケルくんファミリー」がデザインされた特製ボトル飲料が、5月より市内の自動販売機、一部小売店、仙台市役所本庁舎の地下売店等で販売されています。

　資源の有効利用のため、引き続きペットボトルの分別にご協力をお願いします。

 

　　　　　　

　「ワケルくん」デザインボトル

　

　　ラベルデザインは全4種類