ホーム > 市政情報 > 広報・広聴 > 広聴 > 個別広聴(市民の声) > 市民の声「令和7年4月に回答文を送付したもの」 > 市民の声「育児に関する市広報物における性別役割の表象について」
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更新日:2025年6月5日
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1歳の子を養育している共働きの保護者で、家事も育児も分担している。しかし、まだまだ世間的には男性の育児参画について理解が進んでいない場面に出くわすことがある。こうした現状があるなかで、市の広報物における育児中のイラストや文章中の表現において、「子育て=母の仕事」というステレオタイプを助長するような表現があることが気がかりだ。
母子のみで父親が不在のイラストであったり、手元にある1歳半検診の調査票に、「お父さん(パートナー)は育児をしていますか」という、母親が回答すること・検診に同行することを前提にしたものがあり、不快な気持ちになる。共働きが一般的となった今日、父親が育児参加で肩身の狭い思いをしなくても良いように、仙台市においてもそうした雰囲気づくりに取り組んでいただけないだろうか。
令和7年3月
【こども家庭保健課】
広報物に関しては、文言やイラストに配慮したうえ作成しておりますが、今後もご指摘の点をふまえた内容となるよう心掛けてまいります。なお、1歳6カ月児健診の「健やか親子21に基づく調査のお願い」については、国が定める調査のため、機会をとらえてこども家庭庁に記載の文言についての修正をもとめてまいります。
【男女共同参画課】
ご意見にありましたように、広報物において、作成する側が無意識のうちに「男性はこう」「女性はこう」といった思い込みに基づいて表現をしてしまうと、そのような表現を日常的に目にする人々の意識にかたよった思考が浸透していってしまうものであると考えております。
そうしたことから、仙台市では、仙台市が作成する広報物が男女共同参画の視点に照らして適切な表現がなされるよう「行政広報物における表現のガイドライン」を作成し、市職員向けに周知・啓発を行っているほか、当ガイドラインを市民・事業者の皆さまにもご参考にご覧いただけるよう、市ホームページにも掲載しております。
これからも、男女共同参画推進のための広報・啓発を推進して参るとともに、だれもが性別にかかわりなく多様な生き方を自ら選択できるまちづくりに向けてさまざまな取り組みを進めて参ります。
令和7年4月
市民局男女共同参画課
こども若者局こども家庭保健課
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