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更新日:2026年9月24日
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幕末期に仙台藩の財政や武器調達を担い、明治維新後は茶業や道路整備事業、村行政に尽力した大竹家に伝来する資料が仙台市に寄贈されました。当該資料は、博物館において収蔵・保管し、企画展や常設展で展示するなど広く活用を図ります。このたび、寄贈資料の一部を展示します。
令和8年9月29日(火曜日)~12月20日(日曜日)
仙台市博物館 総合展示室「近代都市のあゆみ」ゾーン
※観覧には常設展観覧料が必要
大竹家は伊達政宗の時代に仙台へ居住し、仙台藩に仕えるようになったと伝えられ、18世紀中頃、仙台藩から「大竹」の名字名乗りを許可された家である。幕末期に仙台藩の財政や領内物産の売買、資金や武器調達を担う役職に就いた。明治維新後は茶業や道路整備事業に取り組み、村長として村行政にも尽力している。今回寄贈される大竹家資料は、近世から近代にかけて仙台地域の経済・行政・社会の歩みを伝える、約7,800件に及ぶ膨大な文書群である。戊辰戦争を含む幕末から明治までの仙台藩財政に関する文書、近代の仙台市域の地域振興や茶業を中心とする経営資料に特徴がある。

御知行割奉行達書 大竹三郎兵衛宛 宝永6年正月29日
文書群から確認できる最も古い事績を記した宝永6年(1709年)のもので、4代三郎兵衛が住吉(石巻市)の御材木蔵守としての功績により「大竹」の苗字を名乗ることを許されている。

外国からの武器購入代金の未払調 明治3年6月
仙台藩がピストルやライフル銃などの武器を外国から購入した記録。幕末・戊辰戦争時の軍備調達に13代徳治が尽力したことが分かる。

額兵隊御人数方 慶応4年8月
仙台藩の洋式部隊・額兵隊の出兵に係る費用を記した帳簿。

星恂太郎口状書 大竹徳治宛 (慶応4年8月カ)24日
額兵隊隊長星恂太郎から徳治に対し仙台藩領内産の酒を兵達に準備するよう依頼したもの。

農部寮達書 (明治3年)6月
明治維新後、仙台藩が徳治に根岸村(太白区根岸)の茶園を下賜することを伝えたもの。

二口街道開鑿に対する褒賞 明治7年9月4日
徳治が二口峠(太白区秋保町馬場)の道路改修事業を自費で実施したことに対する宮城県からの褒賞。地域交通の発展に貢献したことが分かる。

小学校設立費用寄付に対する褒賞 明治6年4月
徳治が「学制」発布後、根岸小学校(現在の長町小学校)設立に多額の寄付を行ったことに対する宮城県からの褒賞。地域の教育振興にも協力していたことが分かる。

名取郡長町村村会規則 明治時代
長町村村会の規則案。当時先進的だった女性参政権を企図していたことが分かる。明治期の14代左右助は長町村戸長や茂ケ崎村長を務め地域行政や自治の発展に尽力した。
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