ページID:38085

更新日:2025年4月14日

ここから本文です。

スマート農業の活用

スマート農業とは

スマート農業とは、ロボット技術やAI、情報通信技術(ICT)などを活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現することなどを推進している、新しい農業のことです。
日本の農業の現場では、人手に頼る作業や、熟練者でなければ難しい作業が現在でも多く、省力化や人手の確保、負担の軽減などが重要な課題となっています。
そこで、農業技術にスマート農業を活用することで、農作業における省力化・負担軽減を進めること、そして、新規就農者の確保や栽培技術力継承等も期待されています。

スマート農業でできること

作業を自動化できる

トラクタの自動操舵システム、スマートフォンで操作する水田の水管理システムなどの活用により、作業を自動化することで、人手を省くことが可能になります。

技術を共有できる

位置情報と連動した経営管理アプリの活用により、作業の記録をデジタル化・自動化することで、熟練者でなくても生産活動の主体となることが可能になります。

予測した経営ができる

ドローンや衛星によるリモートセンシング(遠隔探査)や、気象データのAI解析により、農作物の生育や病害虫の発生を予測し、高度な農業経営を目指すことができます。

 

集落営農組織等スマート農業機械導入支援事業

生産コストの低減や労働力の減少に対し、地域の中核となる集落営農組織等の持続的な農業経営を図るため、スマート農業機械の導入を支援します。

補助対象経費

(1)下記スマート農業機械・装置本体及び運用に必要な附属品等

  • 自動操舵システム付農業機械
  • その他市が認めるスマート農業機械等

(2)業者による設定・設置経費等

助成内容

補助対象経費の10分の3以内(上限6,000千円)

対象者

集落営農組織

支援事例

自動操舵トラクター

自動操舵トラクター

【取組の特徴・効果】

  • 自動操舵で播種を真っ直ぐ行うことで、ほ場内に計画通りの畝数を入れることが可能になった。
  • 肥培管理を楽に行うことができ、収穫作業も無駄なく出来るようになった。
  • 作業を自動化することで、労働者の大幅な負担軽減に繋がった。
  • 農業機械メーカーの講習会により、操作に不慣れな組合員も適切に作業できるようになった。

トラクター用自動操舵セット一式(後付け)

トラクター用自動操舵セット一式

【取組の特徴・効果】

  • 自動操舵で高精度な直進走行が実現し、耕うん・播種等真っ直ぐ作業をすることで、今後の作業効率が向上した。

 

関連情報

お問い合わせ

経済局農業振興課

仙台市青葉区国分町3-6-1表小路仮庁舎9階

電話番号:022-214-8335

ファクス:022-214-8338