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更新日:2017年3月28日

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「東日本大震災仙台市復興五年記録誌」を発行します(発表内容)

平成29年3月28日

 

東日本大震災の発生から復興計画期間終了までの5年間にわたる仙台市の活動を取りまとめた「仙台市復興五年記録誌」を発行しましたので、お知らせします。

この記録誌は、仙台市が行った復旧・復興事業を体系的に整理するとともに、事業を進める中で私たちが直面した課題やそこから得た教訓を取りまとめたものです。平成25年3月に、震災から1年間の記録として「仙台市震災記録誌」を発行していますが、その後継版の位置づけになります。

巻頭企画では、「仙台の気づき」と題して25のテーマを取り上げ、震災前の備えと震災時に実際に起こったこと、その後の対応や教訓を分かりやすく紹介させていただきました。

続いて「第1部 震災の概況」から「第5部 未来へつなぐ取り組み」までの5部の構成で、行政機関としての仙台市の復旧・復興活動を中心に記載しています。ここでは、防災集団移転、復興公営住宅の整備といった住まいの再建に関する事業や、応急仮設住宅での生活再建支援のほか、地域防災に関する活動、メモリアル事業などの未来へつなぐ取り組みまで、他の自治体の参考ともなりますよう、可能な限り詳細な記述に努めたところです。

記録誌は、今後、全国全ての自治体や関係団体、ご支援をいただいた団体にお送りするほか、ホームページでも公開する予定です。将来の大規模災害への備えや防災対策の一助として、1年目の記録誌、先般発行した「仙台復興のあゆみ」と併せてご活用いただければ幸いに思います。


仙台市長 奥山恵美子