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更新日:2017年11月28日
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平成29年11月28日
生活保護やそれに準じる世帯を含めての就学援助制度です。今回あちこちで取り組みが始まったのは、国の通知もありまして、前倒しの方向にすべきではないかということになったのだろうと思います。
仙台市でも支給をしていたのが入学した後の7月でしたので、もうすでに入学のためのお金を出し終わった後ということになっており、これはやはりご不便をおかけしているのだろうと認識をしていました。ですから、そのお金が必要になる前の段階で支給ができるように、今年度中の補正ということで取り組んだということです。残念ながら小学校の方はまだ新入学児童の捕捉が少し難しいこともありまして今年の補正では難しかったのですが、こちらも考えていかなければならないと思っています。
新しく見直していくという時には大抵そのように思うのですけれども、事務方はできない理由を並べるのはとても得意です。それもいろいろと聞きながら、とはいえやはりやるべきことはやるべきではないかということで、それぞれ研究した結果ではないかというふうに思います。
そうですね。
対象世帯の皆さまには求められていたことだと思います。中学校の入学の際には、制服を新しく作らなければならなかったり、学用品もいろいろ新しくそろえなければならなかったりと、かなりのご負担となるわけですから、それぞれの家庭で負担をしていただいた後で補塡(ほてん)をする形よりは、安心して準備にあたっていただければということです。
今回の議会で承認をいただければ補正が可能になるわけですから、お認めいただければ年度内に支給する予定です。
今ここですぐにどうだというふうには申し上げられませんが、なるべく早めに同じようにしたいと思います。
(財政課長)
対象の人数として今回想定しているのは約800人です。29年度に支給した中学校の入学者が823人でしたので、おおむね例年そのくらいの人数だとお考えいただければと思います。
どこで線を引くかという話につきましては、これは制度ですのでどうしてもそこの端境は出てくるかもしれませんが、私どもとして妥当と考える一定の要件、例えば世帯として市民税が非課税になっている方や生活保護の方、あとは年間の総収入額が世帯としていくらかということで基準を決めさせていただいています。それをどこまで上げれば良いのかということはなかなか難しい問題かと思います。
その方向で考えたいと思っています。
第3回の定例会では奥山前市長時代の予算に対する決算がほとんどだったものですから、できることは何だろうという中で、第3回の補正予算でも例えば休日保育の拡充などをやらせていただきました。またG20について手を挙げることも決定させていただきました。
さまざまなところで方向性の目だしのようなことはやってきたわけですけれども、この第4回定例会も補正予算のこともそうですし、またこのご議論を踏まえた上で次に本格的に郡カラーをどう出していくのかにつながる、来年の第1回定例会に向けた布石となるものだろうと思います。議会の皆さまにどのようにご理解をいただいて前に進めていくか。その距離感が次の第1回定例会に反映してくるのではないかと思いますので、そのようなつもりで準備をしていこうと思います。
国の通知もございましたし、やはり必要とされる方々にはそのタイミングもあろうかと思いますので、これは議会の皆さまにもご賛成いただけるのではないかと期待をしています。
市民の皆さまの利益につながること、幸福につながることですから、これまで共産党の方が取り上げてきたことに乗ったということだけではありませんし、議会も皆そうだと思います。市民の皆さんの利益や幸せにつながることのために市の行政もありますし、議会の皆さま方もそのようにお考えだと思っています。
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