平成29年第4回定例会に提出する議案について（発表内容）

平成29年11月28日

平成29年第4回定例会に提出する議案について、お知らせいたします。

招集日は、12月7日（木曜）を予定しています。議案の件数は、条例案件が6件、人事案件が1件、諮問案件が1件、その他案件が15件、補正予算が2件の合計25件です。

はじめに、主な条例案件等をご説明いたします。資料1（PDF：184KB）をご覧ください。

まず「1.仙台市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例」です。「農業委員会等に関する法律」の改正によって新たな農業委員会制度が開始されたことを踏まえまして、農業委員会の委員、そして新たに設置される「農地利用最適化推進委員」の定数を定めるものです。この条例の施行は、現在の農業委員の任期満了が来年7月ですので、その満期を迎えてからになります。

次に「2.特別職の職員の給与、旅費、費用弁償の額並びにその支給方法に関する条例の一部を改正する条例」および「3.市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例」です。これらは、国および他の地方公共団体の特別職の職員や本市職員の給与改定措置等を考慮しまして、議員、常勤の監査委員、市長等の期末手当の支給割合を引き上げる等のものです。

次に「4.職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」ですが、これは人事委員会勧告などを考慮し、職員の給料の額、勤勉手当の支給割合などを引き上げるものです。

次に「11.調停に関する件」です。平成14年に折立小学校でジェットヒーターの火が燃え移って、お子さんが負傷するという残念な事故が発生いたしました。その後、調停の場において損害賠償について話し合いを進めてまいりましたが、このたび既にお支払いした額のほか、仙台市に4千百万円の支払い義務があることを認めまして、相手方と合意をするものでございます。

続きまして、補正予算案につきまして概要をまとめました資料2-1（PDF：105KB）に基づきご説明いたします。

今回の補正は一般会計におきまして8千万円の増額、また特別会計において債務負担行為の設定を行うことにしています。

一般会計における補正項目ですが、教育費において先ほどご説明しました折立小学校での事故に関する解決金を計上するほか、就学援助費のうち中学校に入学する際の学用品費を入学の前年度に前倒しして支給するための経費を追加しています。

最後に特別会計ですが、介護保険事業特別会計におきまして地域包括支援センターの運営委託および通所型短期集中予防サービス事業に係る債務負担行為を設定するものです。

仙台市長　郡　和子