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更新日:2018年4月17日

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羽生結弦選手に「賛辞の楯」の贈呈および特別表彰を行います(質疑応答)

平成30年4月17日

 

(1)記念品の選考過程を伺う

羽生選手はフリーの「SEIMEI」の中で能楽や歌舞伎を大変参考にされたということもございます。そういう中で野村萬斎さんの指導も受けられたということで、その折に三番叟(さんばそう)で引くところ押すところを教えていただいたというようなことを聞かせていただきました。そういう観点からそれならば三番叟、堤人形が確かにあったわねということで決めさせていただいたところです。

 

(2)記念品の制作にかかった期間と費用を伺う

仙台の堤人形が伝統工芸品であるということはご存じかと思います。今回の記念品は、2017年に厚生労働大臣表彰の現代の名工に選ばれているつゝみ人形製造所の芳賀強さんの作品です。元々いくつか歌舞伎等々の演目を題材に人形を作られているのですが、その中に三番叟もありましたので、特注をしてということではありません。これまでも芳賀さんがお作りになっていた三番叟ということです。

(秘書課主幹)

人形の購入金額は税抜きで7万円となっています。

 

(3)羽生選手に関連するものは人気が高いが、堤人形もファンの間で人気がでることを期待しているか

どうでしょうか。仙台の本当に誇るべき焼き物、堤人形ですけれど、芳賀さんには多くのファンの方々がおられて、さまざまな人形に購入まで待ちがあると聞いています。一つ一つ手作りですので、すぐさまということに応じるには難しいのだろうと思いますけれども、羽生さんに堤人形がプレゼントされるということで、改めてこの仙台の堤人形というものがクローズアップされ、芳賀さんの技術というのも世界に広がっていくことは期待したいと思っています。

 

(4)特注品ではないという理解でよいか

そうです。あらかじめ作られていたもので、「あったじゃない」ということです。これからお願いして作っていただくとなると相当な時間が必要だっただろうと思いますけれども、「三番叟だ」となったときに「ありました」ということで、それに飛びつかせていただいたということです。

 

(5)堤人形にしたのは市長の発案によるものか

特別表彰をどのようにしようかというのは秘書課の中でもいろいろ議論になったのですが、その中でやはり「SEIMEI」にちなんでこれでしょう、ということにまとまりました。

 

(6)他にも候補に挙がったものがあれば伺う

具体的にこういうもの、ああいうものというふうに候補を挙げたわけではありません。どういうものが良いだろうという話の中でいろいろ議論した上で、やはりこれだとなったということです。

 

(7)羽生選手からの要望はあったのか

羽生選手ともいろいろとやりとりをしたと聞いています。

 

(8)羽生選手とやりとりした中で伝統ある品がよいとなったのか

私は羽生選手側からこれが良いというふうに言われたとは聞いていません。

(総務局参事)

羽生選手の方からは、あまり高額なものではなく心のこもったものであればということだったものですから、最終的に「SEIMEI」ということで三番叟というふうに考えたものです。

 

(9)市からの問いかけに対して、羽生選手からは心のこもったあまり高額でないものという要望があったという理解でよいか

そのとおりです。

 

(10)堤人形の大きさを伺う

(秘書課主幹)

サイズの表示はないのですが、後ほどサイズを測ってお伝えします。

 

(11)贈呈する堤人形は現在市役所にあるのか、また過去に特別表彰で堤人形を贈ったことはあるか

堤人形はもういただいて、市役所にあります。

これまで特別表彰をさせていただいたのは、荒川静香さんがオリンピックフィギュアスケート女子で日本人初めての金メダルをとったときですけれども、そのときは身に着けるものだったと聞いています。特別表彰は今回で2回目ということです。

 

(12)荒川静香さんの時は何を贈ったのか

(秘書課主幹)

荒川静香選手にはネックレスを記念品としてお贈りさせていただきました。

 

 

※堤人形のサイズ

 高さ約21cm×幅約15cm×奥行約13cm