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更新日:2018年4月24日
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平成30年4月24日
仙台市が指定避難所に設置している太陽光発電システムと、東北電力さんの仮想発電所の技術を活用して、防災環境配慮型のエネルギーマネジメントに関する実証事業に連携して取り組むことといたしましたのでお知らせします。
仙台市では東日本大震災の経験を踏まえ、全国に先駆けて指定避難所である小学校や中学校などに防災対応型の太陽光発電システムを導入いたしました。平成24年度から4年間かけておよそ200カ所に整備をしましたが、時間帯によっては余剰電力が発生することなどが、運用の課題となっております。
仮想発電所の技術とは、自治体や企業などに設置されている発電設備や蓄電池などを、情報通信技術を使って遠隔操作をし、あたかも一つの発電所のように機能させる技術です。
今回の実証事業は東北電力さんの仮想発電所の技術を活用いたしまして、3年かけて市内の指定避難所25カ所の太陽光発電設備あるいは蓄電池を最適な状況に制御していくというものです。余剰電力の有効活用や蓄電池の長寿命化を図る仕組みなどを検証することで、避難所の太陽光発電システムの機能を高めていきたいと考えています。避難所の発電システムを利用し、防災と環境の両面に着目した仮想発電所の実証事業を行うのは、全国で初めてのことであります。
実証事業を開始するにあたっては東北電力さんと協定を結ばせていただくこととしておりまして、今週の金曜日、27日に協定締結式を行う予定です。
東北電力さんの最先端の技術により防災力の向上と環境負荷の低減を両立した次世代エネルギーシステムの構築を図り、防災環境都市・仙台の実現に向けてしっかりと歩みを進めてまいりたいと考えています。
仙台市長 郡 和子
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