現在位置ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 市長記者会見 2018年度(平成30年度)一覧 > 5月 > 子ども食堂運営団体への助成制度を創設します(発表内容)

ページID:36558

更新日:2018年5月29日

ここから本文です。

子ども食堂運営団体への助成制度を創設します(発表内容)

平成30年5月29日

 

子どもたちに無料、あるいは安価に食事を提供する活動、いわゆる「子ども食堂」に関する新たな助成制度を立ち上げることにいたしました。

仙台市では今年3月に、子どもの貧困対策計画「つなぐ・つながる仙台子ども応援プラン」を策定いたしました。ご家庭の状況に関わらず子どもたちが将来への希望を膨らませることができるように、子どもたちの居場所づくりや学びの支援などに取り組んでいます。

近年、仙台市内でも広がっている子ども食堂の活動は、子どもたちにとっては、とても信頼できる大人に見守られて安心して過ごすことのできる場所となっていますが、継続的な運営については費用面での課題も多いと認識しています。こうしたことから、地域における子どもの居場所づくりを進めていくため、子ども食堂にかかる経費を助成することにいたしました。

助成額は、開設費については10万円を上限に、運営費については20万円を上限に、それぞれ経費の5分の4を助成します。助成制度の財源の一部につきましては、仙台ふるさと応援寄付(ふるさと納税)を活用することといたします。また助成事業の運営は、仙台市社会福祉協議会に担っていただきまして、助成金の交付事務のほか、運営団体のネットワーク化などにも取り組む予定です。7月の申請受け付けに先立ち、6月25日(月曜)に事前説明会を開催して、制度のスムーズな開始につなげてまいりたいと思っております。

子どもたちに寄り添い、見守るとともに、いざという時には必要な支援につなげていく。そうした仕組みを地域の中でさらに広げていくことによって、未来を担う子どもたちの健やかな育ちを地域全体で応援していきたいと考えております。

 

仙台市長 郡 和子