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更新日:2018年5月29日

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子ども食堂運営団体への助成制度を創設します(質疑応答)

平成30年5月29日

 

(1)市内にある子ども食堂の数と、助成にかかる費用は当初予算に計上されているのか伺う

今把握しているところでは、25カ所で子ども食堂を行っているということです。そのような団体の皆さまの経営を安定的にしたいということと、子どもの居場所としてさらに拡充していただきたいという思いも込めまして、この助成制度を開始いたします。

今回の助成は、子どもたちの居場所としても活動を行っていただくことを要件にしています。すなわち学習支援や地域住民間の交流、遊びの体験というようなこともしているかどうかということになります。開設費については先ほど申し上げたように10万円を上限として、また運営費については20万円を上限としているということで、全体の予算額はおよそ1200万円をすでに当初予算で計上しています。

 

(2)子ども食堂運営団体から助成の要望があったのか、助成制度創設の経緯を伺う

平成28年度に子どもさんたちの状況の調査をさせていただきました。そしてこの3月に子どもの貧困対策計画である「つなぐ・つながる仙台子ども応援プラン」を作ったのですが、その中でも厳しい状況にある子どもたちの状況が見て取れました。そのような子どもたちが安心して過ごせるように、そしてまた自己肯定感とか、そうしたものを醸成する、あるいは親御さんたちの応援という意味も込めまして、このようなものが必要だろうと思ったところです。

(子供家庭支援課長)

昨年度、市内の子ども食堂の関係団体から助成制度の要望などがございました。

また、「仙台市子どもの生活に関する実態調査」を踏まえて、ただ今市長からお話ししました本市の子どもの貧困対策計画を策定し、子どもに寄り添う居場所づくりということで、今回当初予算で計上し、助成制度を創設するということになりました。

 

(3)他都市でも同様の助成制度はあるのか

(子供家庭支援課長)

政令指定都市ではおよそ半分の都市で何かしらの助成制度を行っていると把握しています。