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更新日:2018年7月31日

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平成30年7月豪雨災害を受けて(質疑応答)

平成30年7月31日

 

(1)ハザードマップへの関心が高まっているとのことだが、市民からの問い合わせ内容や件数について伺う

アクセス数が増えているということです。具体的なところは担当から答えてもらいます。

(危機管理室長)

市民の皆さまから多数お問い合わせいただいていまして、自分の住んでいるところが大丈夫かとか、地域の危険箇所を教えて欲しいというようなお問い合わせが危機管理室や区役所の方に寄せられています。またハザードマップが欲しいというようなご要望もいただいているところです。ホームページにつきましても閲覧数が増えていまして、7月の豪雨発生前に1日あたり大体20件くらいの閲覧件数だったのが、直後の7月10日においては232件ということで10倍くらいに増えているというような状況もあります。また浸水想定区域における住民説明会等の参加者も増えていまして、非常に関心が高まっていることを感じています。

 

(2)昨日、岡山県総社市の副市長が来庁し支援への感謝を述べていたが、今後の支援の予定を伺う

第1ステージと言うのでしょうか、被災された方々の避難所での支援ですとか、被害があった住宅の被害認定の支援ですとか、そういうところは進んできているのだと認識しています。がれきの処理についてもその方向だと聞いています。今回総社市の副市長がお見えになったのは、仮設住宅については、みなし仮設住宅でも対応するけれども足りないところは仮設を建てるということでありまして、その仮設住宅をどのようにするかということで各地を回られていたと聞いています。私どもも仮設住宅に対しての知見がありますので、それについても支援していかなくてはならないところがあるのだろうと思っています。

そればかりでなく被災された方々の精神面・健康面もそうですし、また一方で復旧・復興のステージによってさまざま支援の形が違ってくるのだと思います。それに対応して私どもも応援できるように体制を整えたいと思っています。

 

(3)見舞金の金額は仙台市災害時応援計画に定められているのか、金額の根拠を伺う

宇和島については、長きにわたって交流を深めてきたという歴史があります。姉妹都市としてお互いに随分行き来をしている関係です。今回大きな被害を受けられたこと、また東日本大震災の折には宇和島からかなりのお見舞金を頂戴したことも勘案した上で、今回の金額を決めたものです。その他の自治体については、何かこういう場合はどのような計算にするのかというような具体的なところは担当から答えます。

(秘書課主幹)

災害見舞金ですが、規程等を特に定めているわけではありませんが、被災地の被害状況や例えば姉妹都市や政令市、東日本大震災の際に仙台市にご支援をいただいた状況等、被災自治体との関係性や過去の類似事例等を総合的に勘案して決定したものです。

 

(4)見舞金の使い道について市長から要望はあるか

あらゆるところにお金は必要でしょうから、現地にお任せをして被災地の皆さん方に喜ばれるように、復旧・復興に資するようにお使いいただけるものと期待をしています。

 

(5)ハザードマップには土砂災害にかかるもの、津波被害にかかるものなどいろいろあるが、8月5日の説明会ではどの種類のハザードマップについて説明をするのか伺う

ハザードマップは、皆さんのお宅にも昨年から仙台防災タウンページという形で全戸配布、全事業所にも配布しています。9月には最新版のハザードマップを掲載した2018年版の仙台防災タウンページを同じように配布をさせていただく予定です。今回いろいろなご要望やホームページへのアクセスも多いということで急きょ説明会を開くものです。

(危機管理室長)

私どもで防災タウンページというものを作っていまして、これは昨年の9月に全戸・全事業所に配布しています。今回豪雨について関心が高まっているということで、特に豪雨のことを中心にご説明しますが、ハザードマップの中身としては浸水エリア、土砂災害の危険箇所、また津波の浸水エリア等が記載されています。こちらを見ればおおむね仙台市における危険が把握できるというものになっていますので、これを説明して避難行動を考えていただくというのが説明会の趣旨です。

 

(6)説明会に出席すれば、豪雨にかかる浸水被害だけでなく地震に関するハザードマップについても理解できるということか

(危機管理室長)

今回はハザードマップ全体ではこのような内容がありますということを説明しますが、説明の中心は雨と土砂災害の部分になります。

 

(7)地震の揺れに関するハザードマップの説明もするということか

(危機管理室長)

地震の揺れについては説明しません。

(市長)

これから台風のシーズンを迎え、市民の皆さまのご心配はやはり雨量が急に増えて洪水になったらというご不安が大きいのだと思いますので、それに対応する説明会ということです。

 

(8)小・中学校単位や町内会単位など小規模な単位での説明会開催の考えはあるか伺う

各区と総合支所管内の7箇所で地域住民の方々に説明会を開催させていただく予定にはなっていますが、地域の皆さまから強い要望があれば、随時説明会を開催していけるように努力をしたいと考えています。

また町内会長様には、個別にこの説明会に対するお知らせをさせていただいています。説明会参加はお申し込みの必要がありませんので、町内会長さんからそのお知らせを手にされて、ぜひ多くの方々に8月5日の説明会に足をお運びいただければ幸いです。