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更新日:2018年7月31日

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平成30年7月豪雨災害を受けて(発表内容)

平成30年7月31日

 

西日本を中心に甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨の発生から、3週間余りがたちました。改めて亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするととともに、今なお、厳しい環境の中で過ごされている被災者の皆さま方に心からお見舞いを申し上げます。

仙台市ではこの間、3月に策定しました災害時応援計画に基づき、できる限りの支援を行ってまいりましたが、現地から戻ってきた職員の報告などを聞きますと、被災地の状況やニーズは刻々と変化をしていて、本市としての支援もこうした状況を踏まえながら行うことが大切であると感じます。

私といたしましては、8月4日(土曜)に姉妹都市である愛媛県宇和島市を訪問させていただき、お見舞いの気持ちを直接お伝えするととともに、現地の様子や派遣職員の支援状況を確認したいと思っています。また、8月10日、11日には、藤本副市長に岡山県の岡山市、総社市、倉敷市を訪問してもらう予定です。

今回の豪雨災害では、お住まいの地域の状況を事前に確認しておくことの重要性が指摘されていまして、仙台市においてもホームページ上のハザードマップへのアクセス数が増えています。市民の皆さまの間でハザードマップへの関心が非常に高まっていると実感をしています。台風シーズンが近いということもありますので、この週末、8月5日(日曜)にハザードマップの見方などをお伝えする説明会を急きょ開催することにいたしました。申し込みなどは必要ありませんので、ぜひ会場に足をお運びいただきたいと思います。

明日は、私や副市長も参加して、被災地に派遣した職員による中間報告会を行います。震災の経験や知見を生かし、引き続きさまざまな形で被災地を支援していくことはもちろんですけれども、仙台市役所自身も組織の中でこうした経験をしっかりとつないでいかなければならないと気持ちを新たにしているところです。

 

仙台市長 郡 和子