現在位置ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 市長記者会見 2018年度(平成30年度)一覧 > 7月 > 「仙台市いじめSNS相談事業」を開始します(発表内容)

ページID:37586

更新日:2018年7月24日

ここから本文です。

「仙台市いじめSNS相談事業」を開始します(発表内容)

平成30年7月24日

 

来月、8月20日(月曜)から、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用した新たないじめ相談事業を始めることにいたしましたので、ご報告します。

いじめの早期発見、解決に向けた相談体制については、教育委員会の24時間いじめ相談専用電話やメール相談など、さまざまな相談窓口を整備してきましたが、スマートフォンの急速な普及で若者や子どもたちの間では、電話やメール以上にSNSが身近なコミュニケーションツールになっています。こうした状況を踏まえまして、子どもたちが発するSOSをより機敏に受け止めていくためにSNS上に専用の相談窓口を開設することにいたしました。

専用相談窓口は、無料通信アプリ「LINE」とウェブサイト上でメッセージをやり取りする「Webチャット」の2つのサービスを利用して開設することといたします。実施初年度となる今年度につきましては、相談の対象者は市立の学校に通学する中学生といたします。相談窓口では、夏休み・秋休み・冬休み明け前後の年3回、専門の方が相談にリアルタイムで応じることといたします。また、いじめに関することなど学校に報告したい情報を24時間いつでも伝えることができます。既に夏休みに入っているわけですけれども、生徒の皆さんたちには先週のうちに学校を通じてチラシを配布し、新たな相談窓口の周知を図ったところです。

中学生の皆さんには、どんな小さなことでも構いませんので、ひとりで悩まずに相談をしてほしいと思います。今回の新たな相談事業も含めまして、子どもたちが相談しやすい環境づくりをこれからさらにしっかりと進めて、いじめはもちろんのこと、さまざまな問題の早期発見や早期対応につなげてまいる決意でございます。

 

仙台市長 郡 和子