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更新日:2020年1月6日

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年頭所感(発表内容)

令和2年1月6日

 

皆さま新年明けましておめでとうございます。

今年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックの開催の年であります。聖火リレーのコースやランナーなども発表されまして、一気に機運も高まってまいりました。本市におきましても、イタリア共和国、キューバ共和国のホストタウンとして事前合宿の受け入れを予定しております。大会を機に世界中の皆さま方に、復興支援への感謝の気持ちや復興の様子をお伝えしていきたいと考えております。市民の皆さま方と一緒に、アイデアを出し合いながら準備を進め、この経験が地域のレガシーとなるように取り組んでまいります。

3月には東日本大震災から丸9年が経過をいたしまして、10年目に入ります。被災された方々の心のケア、コミュニティの再生といった取り組みには節目はありません。今後もたゆむことなく続けていかなければなりませんが、これまで市民の皆さまとともに切り開いてきた道のり、市民の皆さまが発揮していただいた確かな力を今一度しっかりと受け止めて、復興の先の未来へつなげていかねばならないとの思いを強くしております。

昭和の終わりから平成の時代に大きく発展してまいりました仙台の中心部であります。これはやはり更新の時期、生まれ変わりの時を迎えているのだということでありまして、都心再構築プロジェクトや、それから市役所本庁舎の建て替え、また定禅寺通活性化の取り組みなど、これらを着実に前進させてまいりたいと考えております。一方で駅東側でも、東西線が開業いたしまして5年目に入ってきて、徐々に街の様相が変わってきております。県有施設の再編といった動きも大きな要素になってまいります。今まさに転換期にある仙台のまちづくりは、市役所のみで進められるものではございませんで、この街の発展のために、市議会の皆さま方、また宮城県さん、それから企業や大学、市民団体の方々などと率直に議論を交わして、さらなる挑戦に結びつけてまいりたいと存じます。

また、仙台の30年先を見据えた新総合計画も、今年は具体的な内容を市民の皆さま方に提示することになります。仙台が仙台らしく輝き続ける。そのためには、働く場所、子育てする場所、楽しむ場所として、特に若い世代の方々に選んでいただける、そんな街になることが必要だと思っています。昨年は経済成長や交流人口拡大、この2つの戦略に基づいて施策を展開してまいりました。また、切れ目のない子育て支援の充実などに取り組んできたところですが、新年度に向けて、そして総合計画につながる形で、こういった取り組みを一歩も二歩も前に進めてまいりたいと考えています。

2020年、今年は子(ね)年です。新しい十二支のサイクルのスタートになります。子(ね)年の「子」、これは芽吹き、あるいは新たな成長の始まりといった意味があるのだそうです。私といたしましても、仙台の未来に向けた新しい動きをどんどん創り出していく、そのような1年になるように、先頭に立って力を尽くしてまいる所存でございます。

今年も皆さま方のご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

仙台市長 郡 和子