ページID:61137

更新日:2022年5月11日

ここから本文です。

令和4年4月1日現在 保育施設等の利用待機児童数ゼロを達成しました(発表資料)

令和4年5月10日
子供未来局認定給付課

(直通)022-214-8523

本市では、「仙台市すこやか子育てプラン2020」に基づき、保育基盤の整備などに継続して取り組んできました。このたび、令和4年4月1日現在において、保育施設等の利用待機児童数が0人となり、待機児童解消を達成しました。

今後も、既存の保育施設の有効活用や、保育サービス相談員によるきめ細かな相談支援などを通じて、安心して子どもを預けることができる保育環境の確保に努めてまいります。

 

1 保育施設等の利用待機児童数の状況

保育施設等の利用待機児童数の状況

区分

保育施設等

定員

就学前児童数

入所児童数

待機

児童数

令和4年4月1日

現在

421カ所

22,244人

47,472人

21,684人

0人

令和3年4月1日

現在

410カ所

21,536人

49,369人

21,315人

44人

増減比較

11カ所

708人

1,897人

369人

44人

*保育施設等 保育所、認定こども園、家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業

 

2 待機児童解消に向けた主な取り組み

(1)施設および入所定員の拡充【継続】

保育所や小規模保育事業等の整備を行い、施設・事業を11カ所増加、入所定員を708人分拡充しました。

(2)1歳児の受け入れ枠の拡充【新規】

保育ニーズの高い1歳児の受け入れ枠を拡大するため、既存の保育施設において、比較的余裕のある0歳児枠を1歳児枠に転用して児童を受け入れる際の助成制度を新たに創設しました。

(3)保育現場を支える保育士等の確保【継続】

経験年数3年未満の若手保育士等に対する本市独自の助成、また事業者に対する保育士用の宿舎借り上げ費用補助、職員の研修参加に係る代替職員人件費助成等を行い、人材確保の取り組みを行っています。

(4)利用調整回数の増【新規】

入所保留となった方に対して、利用調整回数を増加するとともに、保育サービス相談員等から働きかけを行い、希望先施設を増やして入所につなげる取り組みを実施しました。

※ 待機児童数の定義

保育の必要性の認定がされ、特定教育・保育施設または特定地域型保育事業(保育所、認定こども園、家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業)の利用の申し込みがされているが、利用していない児童の数のうち、以下の児童を除いた人数

  1. 預かり保育の補助を受けている幼稚園を利用している場合
  2. 地方公共団体が一定の施設基準等に基づき運営費支援等を行っている地方単独保育施策で保育されている場合
  3. 企業主導型保育事業を利用している場合
  4. 保護者が求職活動を休止していることの確認ができる場合
  5. 他に入所可能な保育施設等の情報提供を行ったにも関わらず、特定の保育施設等を希望している場合
  6. 保護者が育児休業中で、保育施設等に入所できた時に復職することが確認できない場合

 

【参考】

定員数・入所申込児童数・待機児童数等の推移(各年4月1日時点)(単位:カ所、人)
 

H29

H30

H31

R2

R3

R4

保育施設等数

331

371

385

397

410

421

利用定員数

18,413

19,971

20,456

21,144

21,536

22,244

就学前児童数(A)

53,441

53,032

51,934

50,646

49,369

47,472

入所申込児童数(B)

19,278

20,684 

21,130

21,529

21,823

22,112

申込率(B/A)

36.1%

39.0%

40.7%

42.5%

44.2%

46.6%

入所児童数

18,566

20,053

20,465

20,903

21,315

21,684

入所保留児童数

712

631 

665

626

508

428

待機児童数

232

138

121

91

44

0

欠員数

952

1,058

1,087

1,272

1,317

1,532

待機児童数については、入所を申し込んだが入所保留となった児童数から、国の定義により待機児童数に含めない人数を除いて算定したもの

欠員数については、入所児童が定員に満たない保育施設等における、定員と入所児童数の差の合計数から算定したもの