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更新日:2022年5月11日

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令和4年4月1日現在 保育施設等の利用待機児童数ゼロを達成しました(発表内容)

令和4年5月10日

本市では、令和4年4月1日現在で保育施設等の「利用待機児童数ゼロ」を達成いたしましたのでお知らせをいたします。仙台市として統計上の数値が残る平成元年度以降で待機児童がゼロとなるのは初めてのこととなります。

私、市長就任以来、「子どもを産み育てやすいまちづくり」を目指して子育て環境の充実に努めてきたところでございます。この間、待機児童の解消に向けて継続的に保育所や小規模保育事業などの整備を進めてきたところでございまして、およそ3,800人分の受け皿を拡充してまいりました。入所児童数についても3千人以上増加し、過去最高の21,684人となっています。また保育現場を支えていただく保育士の確保への取り組みといたしまして、若手保育士に対する本市独自の助成やまた事業者に対して保育士用の宿舎の借上げ費用を助成するなどの支援策をこの間実施してきたところでございます。今回の待機児童ゼロの達成は、こうしたハード・ソフト両面の取り組みに加えまして、保育に携わる事業者の皆さまのご理解とご協力があってこそのものでございます。あらためまして事業者の皆さま方に感謝を申し上げます。

待機児童ゼロは達成したところでございますが、今なお希望する保育施設等に入所できない「入所保留」となっているお子さんたちがいらっしゃるのも認識をしております。そうしたお子さんが一人でも多く希望するところに入所できるように、そしてまた来年度以降も待機児童ゼロを継続できるように、既存保育施設の有効活用やまた保育サービス相談員によるきめ細かな対応などに引き続き取り組んでまいります。

 

仙台市長 郡 和子