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更新日:2022年6月29日

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発表項目以外の質疑応答(令和4年6月28日)

令和4年6月28日

マスクの着用について

Q1

連日暑い日が続いていて、昨日村井知事が会見で、屋外ではご自身も率先してマスクを外していくというようなことをおっしゃって、県民にも呼びかけていくというようなお話でしたけれども、郡市長、これからの暑い時期にご自身はどういう基準でマスクを着用していくのか、併せて市民に呼びかけたいことなどがあればお願いします。

A1

ずいぶん暑くなってまいりまして、熱中症で救急搬送される方も後を絶たないように聞いているところでございます。マスクを着用していますとやはり熱中症のリスクが高まるわけですから、屋外で十分に距離が取れるというときであるならば(マスクを)外していただいて構わないのだと思います。村井知事は率先してマスクを外されるということでしたけれども、皆さま方も、それこそ通勤・通学も含めてですけれども屋外であればぜひ、誰も近くにいないなということ、あるいは会話もしないということであるならば外されても構わないのだろうと思います。その辺はご自身の体と十分に対話をしていただきながら、マスクを着けたり外したりしていただければと思います。

 

Q2

市長ご自身はこれからはどうしていこうという感じですか。

A2

もちろん私自身も外に出て誰も周りにいないときにはマスクは外しますし、ただどちらかというと人が周りにいるなというときにはやはりマスクは着用していた方が私自身も安心ですし、そのような気持ちでいるところではあります。それもやはりケース・バイ・ケースじゃないでしょうか。

 

電力需給ひっ迫に伴う節電対策について

Q3

昨日、電力の需給ひっ迫の件で東北電力管内でも(電力需給ひっ迫)準備情報が出たと思います。今日の午後、夕方にまた、明日(の電力需給ひっ迫)注意報なりが出るのかなという状況だと思うのですけれども、実際に注意報が出た場合に、市としてどういった節電の取り組みをされるか、もし何かしら決まっていることがありましたらお願いいたします。

A3

大変この暑さでもありますし、電力事情も大変厳しいということで、国においても家庭ですとか企業に節電を呼びかけているわけです。そして東北電力さんでもかなり厳しい状況だということで発表があり、そして今日の夕方にも、状況によっては(電力需給ひっ迫)注意報が、あるいは(電力需給ひっ迫)警報が(出される)ということもあり得るのだろうと思います。もちろんそうなったときには本市のツイッターですとかホームページなどでもお知らせをして、広く市民の皆さま方に節電を呼びかけていかなくてはいけないと思って既に準備をしてはいるところでございます。そうならないためにも、ぜひこまめに使わないところの電源は落としていただくですとかなるべくいろんなテレビなども切っていただいたり、あるいはポットなども電源を切っていただいたり、いろいろな取り組みというのをできるところからやっていただけるとありがたいなと思います。ただこう暑いですから、だからといってエアコンは消しましょうというよりは少し適度な温度を保っていただいた方がいいのだろうと思います。冷蔵庫だとかいろいろいっぱい入れないように注意をするだとか、できるところはやっていただければと思います。

 

Q4

市役所の、例えば市が持つ施設などで、何かしら、もし(電力需給ひっ迫)警報とかが出た場合に例えば閉館時間を早めるだとか、もしそういう対策とか考えていらっしゃることがあれば。

A4

市有施設についてどのように対応するかについてはまだです。ただ庁内においても、この役所の中では例えばお昼休みもこれまでも電気を消すなどの取り組みをしておりましたけれども、さらに使わない電気については消していくということ、それからノー残業デーを徹底するとか、いろんな取り組みをしていきたいと考えています。

 

Q5

政府が7月1日から全国的に節電の要請をしますよね。それに関しても同じでしょうか。例えば庁舎内、施設内ではどういうことをやるというのは、何か決めたことはないのでしょうか。

A5

仙台市役所としても、やはり市民の皆さま方にも節電を呼びかけなくてはいけないわけですから、率先して(節電に)取り組むということはもう既にみんなの共通認識として持ってもらうように局長会などでも発言して指示したところです。

 

Q6

現状では特段、具体的に何をやるということはないと思うのですけれども、ただこれだけ市民に対して政府として呼びかけている中で、市が何もやらないというのも批判の対象になる可能性もあると思うのですけれども、その辺はどういうふうに受け止めますか。

A6

何もやらないということは(ありません)。

 

Q7

具体的に今のところ何か節電(対策)というのはない、呼びかけだけで例えば庁舎の電気を切るとかそういうことをまだ考えていないとは思うのですけれども。

A7

もう既に昼休みなどには電気を消したり、この間も取り組んでまいりました。それからこういう状況ですから、冷房の温度についても28度ということで徹底するように、また軽装で仕事をするようにというようなことも努めてやっているところです。何もやっていないということではなくて、既に節電、省エネということの取り組みはさせていただいています。例えばパソコンも使わないときには閉じるですとか、いろいろな取り組みをさせていただいているところです。

 

Q8

現状の節電(対策)を維持するという形でよろしいですか。

A8

今般こういうふうな形で節電要請が国の方からも出てきたということですから、市民の皆さま方にもお願いするに当たり、現状の(取り組み)というかそのことについては徹底してまいりましょうということで共通認識を職員に持ってもらっているという状況です。

 

衆議院小選挙区区割りについて

Q9

(衆議院小選挙区の)区割りの関係で、仙台市の一部の、3区になっていた秋保の部分が仙台に戻ったということで、これに関して改めて市長の受け止めというのをお聞かせください。

A9

仙台市という形でこれまでの区割りはあったわけですけれども、太白区の一部だけが3区に編入するということになって、数年その形で選挙を実際に2回だったでしょうか、(行われましたが)、その中では結局選挙事務というのが非常に大変だったということもありますし、住民の皆さま方からもさまざまな声をいただきました。できればやはり一緒の選挙区である方が効率的だし、そしてまた課題も同じではないかというご意見もいただいていたものですから、本市といたしましても行政区を割るような形での区割りはあまり望ましくないということを申し上げてきたところです。今般そういうことについては見直しでまた戻ってきたということについて、このことはありがたかったと思っているところです。

 

参議院議員選挙について

Q10

7月10日投開票の参議院議員選挙について、今選挙戦が進んでいますけれども、市長としては候補者にどういった論戦を期待したいか、教えてもらってもよろしいでしょうか。

A10

ずっと議会もございましたし、いろいろ土日もさまざまなイベントが復活しているということもあって、私自身はなかなか選挙カーと出会うという機会もそれほど多くなかったのです。選挙区が広いということもあるのかもしれません。ようやく選挙公報が皆さま方のお宅にも届くところだろうと思いますけれども、そういう意味では目に見える形で活発な論戦を展開していただけるといいなとは思うところです。

 

Q11

今のところ具体的に候補者の中から応援を要請されているところはあったりするのでしょうか。

A11

市行政の長といたしましてさまざまやらなくてはいけないこともございますので、今のところ何も予定もございません。

 

Q12

候補者の女性の割合が全国で3割を超えまして、東北でも半分、宮城でも5人中3人ということで、割合が高まってきたようなのですけれども、女性である政治家としてその辺どのようにお受け止めでしょうか。

A12

やはり女性が政治の場で活躍するというのはなかなかハードルが高いところ、私自身も身をもっていろいろと感じてきているところでして、そういう意味では女性の皆さんたちが多く政治参加をするということは望ましいと思うのですが、環境を整えていくということも併せて必要なのだろうと思います。立候補していただいている皆さんたちには本当に敬意を表するところですけれども、さらに長く政治活動を続けていくということになりますとこれもまたいろんな意味で難しいところも出てくるのだろうと思いますが、そこはぜひ市民の皆さま方、国民の皆さま方含めて、女性を参画させるためにどういうふうな環境が必要なのか、あるいは意識ですね、それが必要なのかということをぜひ自分事として捉えて考えていただくともっともっと(女性の政治参加が)進むのかなと思うところです。

 

Q13

今回(女性の候補者の)割合が高まったことは、どういうことが原因だったというか、どういうことに要因があったと分析されていらっしゃいますか。

A13

国会の中でも政治分野における女性の割合を高めていこうということでいろいろな法律、立法もされたというふうに承知をしております。加えてダイバーシティということがうたわれている中で、やはりもう少し日本も頑張っていかなくてはいけないという表れではないのでしょうか。

 

Q14

市長ご自身は、立候補する際ですとか政治活動の中で、先ほどいろいろ壁があるというお話でしたけれども、具体的にどういった壁を感じたことがありますか。

A14

子育て中の皆さま方は一番大変なのじゃないだろうかなと思いますね。いろいろな部分で女性が担わなくてはいけないところもありましょうし、なかなかちっちゃな赤ちゃんを連れて議場に入るということがかなわないところもまだ多いわけですから、そういう意味ではそういう部分は何とか解決の道筋がついていくとまた違ってくるのじゃないだろうかとも思います。

 

仙台空港における国際線再開について

Q15

来月(7月)ぐらいから国際線が再開するのではないかという話が出ていますけれども、仙台市の方でインバウンドに関して何か具体的にこのようなことを行うとか準備とか、そういうものは始まっているのでしょうか。

A15

もう既に今月の10日から観光目的での外国人の方々が入ってきておられます。そういう意味では、今後も安全対策を講じながら段階的にもう(受け入れが)広がっていくのだろうと思います。そういう中で先般、岸田総理が仙台空港を挙げていただきまして国際線の再開について言及いただいたことは大変ありがたいと思っております。本市としてもやはりインバウンドは重要であるということで(国際線再開の)要請をさせていただいておりましたので、ぜひとも一日も早くという思いでございます。そういう意味では本市が重点市場と考えている台湾とタイに対してさらに直行便の再開などを求めていかなくてはいけないと思っておりまして、近日中に台湾の航空会社の日本支社について私自身も訪問させていただこうかと思っているところです。

東北電力株主総会について

Q16

本日東北電力の株主総会がございますけれども、市民団体から女川原子力発電所の撤退を求める議案というのが出ていますけれども、仙台市の対応をどうするかということと、その対応の理由を教えてください。

A16

(総会は)今始まっているところでしょうか、これはもう既に株主総会に(仙台市の対応について)出させていただいているかと思います。株主提案のことにつきましては、なかなかこれは難しいのじゃないかなと思って、これについてはその方向で対応することになると思います。

 

仙台市長 郡 和子