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更新日:2023年11月8日

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国の「脱炭素先行地域」に本市の計画提案が選定されました(質疑応答)

令和5年11月7日

 

質疑応答の内容

Q1

仙台市の計画のどういったところが主に評価されて選定されたとお考えでしょうか。

A1

定禅寺通など中小の規模の雑居ビルがございますけれども、その脱炭素化というのは全国的な課題でございます。大変モデル性が高いとご評価いただけたのではないかと思います。定禅寺通というのは本市のシンボルでもございます。地域の皆さまとともに道路の再整備計画も進めているところでして、「脱炭素先行地域」の取り組みも連動させることで定禅寺通をさらにサステナブルな所、また活力ある所というふうに磨き上げていきたいと思います。

 

Q2

仙台市としての申請は何回目になるのでしょうか。

A2

(脱炭素都市推進担当課長)

「脱炭素先行地域」への仙台市の申請につきましては今回が2回目となります。

 

Q3

(前回は)何回目に応募されて、その時からどのような計画の変更、練り直し等をしたのでしょうか。

A3

(脱炭素都市推進担当課長)

前回申請いたしましたのが1年前の第2回の公募の時に提案をさせていただいたところでございます。その際、第2回の時には選定外になったのですけれども、その時に評価委員会からコメントが幾つかございまして、例えば対象となる電力需要量の規模が小さいということでもう少し大きくすべきだというご指摘とか、あとは対象としていた需要家が新築の案件だったということでよりハードルの高い既築の案件にもトライすべきだというようなコメントがございました。こういったものを受けまして今回の提案では、電力の需要の規模を前回の約6倍になる65ギガワットアワーとしているのですけれども、規模を拡大したこと、それから対象を全て既築のビル、住宅にしたことということで、前回の提案から修正を加えて提案をしたところでございます。

 

Q4

既築のビルの脱炭素化というのはいろんなハードルがあるから全国的な課題なのでしょうけれども、これをどのように乗り越えていくというような計画になっているのでしょうか。

A4

(脱炭素都市推進担当課長)

今回既築ビル、特に定禅寺通の雑居ビルということで、複数のテナントが入っているビルの脱炭素化ということで非常にハードルの高い取り組みと考えておりますし、環境省からもそのようなコメントをいただいているところでございます。仙台市では今回、先ほど市長からも発表がありましたとおり、共同提案者として地元の事業者、それから定禅寺通の地域団体の方にも参画いただいております。また大手ゼネコン、大手機器メーカーなど、複数の事業者とともに支援チームというものをつくって、一軒一軒ビルの状況に合わせた脱炭素化の取り組みというものを検討しながら進めていくということにしておりますので、こちらの実現に向けてこれから取り組んでいきたいと考えております。