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更新日:2024年4月10日

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-NanoTerasu(ナノテラス)運用開始-「NanoTerasuシェアリング2000」/トライアルユース事業ぜひご活用ください!(発表資料)

令和6年4月9日

(担当)経済局リサーチコンプレックス推進室
(直通)022-214-8543

 

本日4月9日から、産学官金が連携して進めてきた次世代放射光施設「NanoTerasu(ナノテラス)」が運用を開始します。

本市では、ナノテラスの産業利用促進を目的とし、本市が取得している施設利用権(年間2千時間×10年間)を地元企業や本市へ進出する企業等にご利用いただく「NanoTerasuシェアリング2000」を、昨年12月から開始しています。4月1日からは、このシェアリング2000を利用してナノテラスでの測定を行う企業等にご利用いただける「仙台市NanoTerasu測定支援補助金」を創設しました。

また、運用が開始したことにより、これまで「SPring-8」(兵庫県佐用町)等を使って実施していたトライアルユース(事例創出)事業を、ナノテラスを利用して行うこととし、4月8日から公募を開始しています。

今後も、企業等の皆さまのナノテラスの利用を後押しし、イノベーションや高付加価値の創出につなげるとともに、活用事例の創出を通して裾野を広げ、仙台からイノベーションが生まれる好循環を生み出してまいります。

 

1 「NanoTerasuシェアリング2000」

(1)利用対象者

  1. 国内に事業の用に直接供する施設を置く法人(ただし、大学、国立試験研究機関及び独立行政法人を除く)
  2. 宮城県、青森県、岩手県、秋田県、山形県、福島県、新潟県が所管する公設試験研究機関

(2)想定される活用法

  1. 自社製品の魅力を伝えるに当たり科学的根拠を持たせる
  2. 精密加工における工作精度の可視化による作業工程の効率化
  3. 食品や農作物の味を構成する因子(旨味、食感等)の定量評価による品質向上 など

(3)利用料金

1時間当たり39,900円(年間最大利用時間あり)

(4)「NanoTerasuシェアリング2000」活用支援パッケージ

「NanoTerasuシェアリング2000」活用支援パッケージ

メニュー

内容

問い合わせ先

放射光専門家によるナノテラス測定に関する事前相談

費用負担なしで専門家からアドバイスを受けることが可能

仙台市リサーチコンプレックス推進室

仙台市NanoTerasu測定支援補助金

大学や研究機関等から測定・分析・解析の支援を受けるための費用を補助(補助率 2分の1)

仙台市リサーチコンプレックス推進室

中小企業によるナノテラス利用料の減免

県内本社企業 2分の1減免

県外企業 3分の1減免

宮城県新産業振興課

 

2 令和6年度仙台市NanoTerasuトライアルユース事業

(1)募集期間

4月8日(月曜日)~5月17日(金曜日)

(2)対象者

国内の中小企業(10件程度採択予定)

(3)利用施設

次世代放射光施設「NanoTerasu」

(4)事業内容    

委託金額の上限を150万円として、国内の中小企業等にナノテラスの活用事例創出を委託するもの

(5)想定される活用分野

自動車、電子製品、化学、材料、創薬、医療、エネルギー、環境、農業、食品 など

(6)委託上限額

1件当たり150万円

(7)選定方法

書類審査

(8)今後のスケジュール(予定)

5月下旬:審査実施

令和7年2月下旬:事例報告書提出

 

別添資料

NanoTerasuシェリング2000(PDF:569KB)

NanoTerasu測定支援補助金(PDF:942KB)

トライアルユース受託者の募集(PDF:581KB)

 

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