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更新日:2025年1月30日

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その他質疑応答(令和7年1月29日)

富谷市ロープウエー構想について

Q1

富谷市の若生市長が、地下鉄泉中央駅と富谷を結ぶ公共交通の利便性確保、これ長年課題になってきた中で、都市型ロープウエーの導入に向けた調査を4月から行うということを表明されました。もちろん仙台市との関連というところも非常に重要になってくるかと思うのですが、この富谷市のロープウエー構想というのは把握されていましたでしょうか。

A1

昨日も若生市長さんとはお会いしましたけれども、そのようなお話にはなりませんでした。多くの方々がご一緒だったということもあったかもしれませんけれども、ただこのロープウエーの構想というのは、昨年11月の下旬に富谷市地域公共交通活性化協議会の中で示されたものだということを事務方から教えてもらったところでございます。令和7年度、そのような方針ということですけれども、本市といたしましてはまだ何も伺っていないので、何もコメントができる状況ではございません。

 

Q2

今日の富谷市の若生市長の会見の中で、やはり導入が決まった場合は仙台市の理解と協力が必要であり、そこが一番の課題になってくるというコメントもされていましたし、導入になった場合、やはり仙台市内にも幾つかの駅を設けることが必要ではないかというご自身の考えも述べられております。改めてそういった若生市長のお考えを聞いて、所感はいかがですか。

A2

そのロープウエーというのがどういうようなものなのかということについて、まだ私自身すぐさま理解を深めていませんので、公の道路の上を通っていくものとして整備するにして、支柱はどういうふうにしていくのかしらんとかですね。いろいろなことを考えるとどうなのかがよくまだ分からないものですから、富谷市さんが調査をされるということであるならばそれは調査をされるのでしょうけれども、本市として今の段階で何もコメントすることはできかねます。

 

Q3

調査された上で導入ができるとなった場合に、やはり若生市長からの働きかけがあると思います。仙台市にとっても富谷市への公共交通、長年の課題がクリアされる大きな一歩になるので、そこはメリットというか前向きなのかなと思うのですがいかがですか。

A3

そのロープウエーがどのようにルートが構築されるのか。それからまた本市内にもさまざまな建築物がございますから、その建築物をすり抜けて通されるということなのかもしれませんけれども、それがどういうものになるのか。公道の上とばかりは限らないが、そうだとしてもいろいろなところの調整というのはやはり難しくなってくるのではないかしらんとちょっと思いましたけれども。

 

Q4

まだ若生市長からの直接のお話がないので、ちょっと今戸惑っている状況ということですか。

A4

そうですね。富谷市さんでもいろいろなことをお考えになって、さまざまなお取り組みをこの間もされてきてはいるのだろうというふうには思っておりますけれども、今般そのロープウエーの構想についても、沿線にもし住民がいるとすれば、その方々のプライバシーをどのように担保していただけるのかとか、いろいろなことについてやはり利害関係というようなものも生じてきましょうから、これは相当考えていかなければいけないのではないのかしらんと、今率直に伺って思ったところです。

 

Q5

ロープウエー構想について、もし調査自体に富谷市から仙台市に協力の要請だったりがあったりした場合、積極的に協力していきたいのかとか、どういった姿勢なのかというところを言える範囲でお伺いできますでしょうか。

A5

申し訳ありません、まだこのロープウエー構想について私も聞いたばかりですので、何とも言えないですね。だから今申し上げたように、どういうふうにコースを作られて、どのようにロープを巡らして、どのように人を移動させるのか。それはコースによってはいろいろ建築物でいろいろな障害等も出てきましょうし、周辺のお住まいになっている方々のプライバシーはちゃんと担保されるのだろうかとか、あるいは駅を設けるとおっしゃっていましたけれど、それはどのようにされるのか等、よく分からないものですからお答えは難しいです。

 

大型店舗の閉店後の動きについて

Q6

今月末でアリオ仙台泉と、あとエデンの閉店から1年がたとうとしている状況です。タイミングとしては、長期休業に入ったフォーラスも来月でちょうど1年かなというタイミングなのですが、あと駅前でいうとさくら野なども含めて、現状の進捗状況など郡市長の耳に入っていますでしょうか。

A6

一方で、都心再構築プロジェクト、この施策を活用した計画の公表も先日あったばかりだというふうに理解をしております。そして個別に相談いただいている例もあると担当からも聞いているところでして、確かに一方でそういうような課題はありますけれども、進んでいるところもあるのだというふうに見ております。市といたしましても、引き続き開発に向けていろいろな調整を図りながら進めてまいりたいと思っています。

 

Q7

タイミングとしては、イオン仙台店も来月閉店を迎える話が入っていますけれども、市内に大型の空きテナントができていたり休業だったり、閉店が続いている状況を郡市長としてはどう見ているのかというところをもう一度お伺いしてもいいですか。

A7

先ほど市有施設の老朽化の話をしたところですけれども、都市として発展をしていく上で、やはり建築された時期というのが重なっているところもあって、ビルの老朽化に対応して建て替えを選択されるところ等があるのも事実なわけです。そういう意味では、今すごく地権者の方々で苦労されている方、あるいは全てこのような計画としましょうということでお取り組みをいただきながらも、建築資材や働く方の確保がなかなか難しくて進ちょくが少し遅れている例などもあるようですが、それらも含めてこの仙台のまちが都市として、また新たな生まれ代わりの時期というとずいぶん大事のように聞こえますけれども、そういう時代にあるのは間違いのないことだと思っています。そういう意味で、これから未来を見据えた上での開発ということについて、意を用いていかねばならないと思っているところです。

 

仙台市長 郡 和子