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更新日:2025年1月30日
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令和7年1月29日
令和7年第1回定例会に提出する議案についてお知らせいたします。招集日は2月7日(金曜日)の予定です。議案の件数ですが、現時点で条例案件が22件、その他案件が16件、人事案件が5件、補正予算案が15件、当初予算案が16件、合わせて74件でございます。
はじめに、主な条例案件等についてご説明を申し上げます。資料1(PDF:332KB)をご覧ください。まず2番「仙台市宿泊税基金条例」でございます。仙台市宿泊税条例に基づき徴収する宿泊税について、税収の管理や使途の明確化等を目的として宿泊税基金を設置するものでございます。次に12番「仙台市スポーツ施設条例の一部を改正する条例」でございます。現在改修中のゼビオアリーナ仙台は、35番の指定管理者の指定に係る議案の議決を得たうえで本市に寄付される予定です。寄付後は、「仙台市アリーナ」という名称で公の施設として設置する予定であることなどから本改正を行うものでございます。次に20番「仙台市学校条例の一部を改正する条例」です。児童数の減少に伴い、令和9年度に馬場小学校と秋保小学校を統合するとともに、秋保小学校を秋保中学校と同一の敷地内に移転新築いたします。それから30番と31番「工事請負契約の締結に関する件」ですが、八木山動物公園の再整備事業の一環として行う工事でございます。同園は昭和40年の開園以来、およそ60年が経過し、施設の老朽化が著しいことから、現在、園内の再整備を進めておりまして、今回のエリア1の整備ではチンパンジーやキツネザルなどのアフリカ地域の動物を集約した飼育展示施設として「総合獣舎」等を新築いたします。
続きまして、予算案についてです。令和7年度当初予算案の概要について、資料3-1(PDF:1,876KB)に基づきましてご説明を申し上げます。3ページ目、「令和7年度当初予算のポイント及び予算規模」をご覧ください。まず、令和7年度当初予算額でございます。一般会計につきましては4年連続で過去最大規模となる6,757億円となり、企業会計まで含めた合計としては1兆2,633億円と、引き続き1兆円を超える規模となっております。令和7年度当初予算のポイントです。新年度予算の施策体系といたしまして、「多様なひとの力が生きるまち」、「こどもたちが健やかに育つまち」、「ひとが輝く舞台となるまち」の3つを柱に据えまして、予算を重点配分いたしました。
4ページが主な重点施策でございます。5ページ以降に柱ごとの詳細も掲載していますので併せてご覧ください。まず、4ページ左側の柱1「多様なひとの力が生きるまち」です。上段の「多様な主体を受け入れる環境の整備」では、ダイバーシティ推進のため、外国人住民の増加に対応した実態調査や地域交流イベントのほか、高齢者のボランティアや介護・フレイル予防等の活動に応じて、買い物等に使用できるポイントを付与するモデル事業に要する経費などを計上しております。下段の「孤立せずに暮らせる地域社会の実現」では、避難行動要支援者に対する個別支援計画の作成等を行うほか、精神科医師等を含む多職種チームによる、支援を必要とする方へのアウトリーチ支援に要する経費などを計上しております。
次に、柱2「こどもたちが健やかに育つまち」です。上段の「結婚から子育てまでの切れ目のない支援」では、令和8年4月から子ども医療費助成の対象を「中学3年生まで」から「18歳まで」に拡大するとともに、利用者の一部負担金を廃止することとし、それに向けたシステム改修等を行うほか、宿泊施設を活用し、産後の母親の心身の休息に特化した産後ケアのモデル事業を実施するための経費などを計上しております。下段の「こどもの育ちを支える環境づくり」では、西公園南側エリアを候補地として整備する屋内遊び場に係る基本計画を策定するほか、小・中学校で一貫して学ぶ英語を核とした新教科を設置するとともに、段階的に全小学校へALTを配置し、国際的な視点に立った教育環境の整備を進めるための経費などを計上しております。
続いて柱3「ひとが輝く舞台となるまち」です。上段の「地域経済の活性化と交流人口の拡大」では、海外展開や仙台での起業を望む外国人への相談対応等の支援環境を構築するほか、新たに宿泊税を活用して、インバウンド向けの宿泊促進キャンペーンや、欧米豪市場などに向けたプロモーションを実施するための経費などを計上しております。中段の「エリア再整備などによる魅力の創出」では、青葉山エリア複合施設の整備に向けた基本設計を進めるほか、令和18年の大手門復元を目指し、復元事業の全体像を具現化した基本構想を策定するための経費などを計上しております。それから下段の「安心安全な生活の確保」では、地震火災の防止に向け、産学官金に加えまして地域住民とも連携した普及啓発の取り組みを進めるとともに、仙台防災枠組に基づいた優先行動の定着等を図るほか、救急搬送時間の短縮、隊員の負荷軽減等に向けた新たな救急情報システムを導入するための経費などを計上しております。最後に、資料下段の「職員の意識改革と行政経営」では、組織内部管理業務の効率化をはじめとした、事務の適正化や効率化を図るための経費を計上しているところです。
続きまして、資料2-1(PDF:896KB)に基づいて令和6年度補正予算案についてご説明いたします。今回の補正は一般会計で49.8億円の減額となっており、その内訳としては、106.4億円の増額と156.2億円の減額となっております。増額項目としては、国の補正予算への対応や物価高騰などに伴う事業費の追加などがございます。
仙台市長 郡 和子
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