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更新日:2025年4月2日
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令和7年4月1日
切れ目のない子育て支援ということで、実際に市長自身、人口減少が進んでいる中で、子育てが楽しいまち仙台を実現するための意気込みを改めて教えてください。
まず、切れ目のない子育て支援、産後ケアの充実も含めて取り組みをさらに進めることになります。また、お子さんたちの遊びの環境、遊びというのも成長には欠かせない学びの場でもあります。そういう意味ではお子さんたちの遊びについても充実をさせていかなくてはいけないということで、屋内遊び場の基本構想に着手することにいたしました。今回、子ども、それから若者の皆さんたちの活躍をしっかり応援していこうということで、「せんだいこども若者プラン2025」を策定いたしました。子ども、若者が自分らしく幸せに生きられるまちが基本理念の一つになっているところなのですけれども、この理念に基づいて、お子さんたちの意見をちゃんと聴こうではないかと、施策に反映させようではないかと、こういう取り組みのほか、子どもたちの育ちを支え、それから遊びの環境を充実させる。また子どもの新たな居場所づくりにも取り組む。若い世代の方々がやはり子どもをここ仙台で持ちたい、というふうに思っていただけるように、雇用環境も充実していかなくてはいけませんし、若者、子どもに光を大いに当てようということで取り組ませていただこうと思っています。
大きな一つ(の施策)として屋内遊び場の整備がありますけれども、基本構想の策定に向けて本年度取り組まれていくと思いますけれども、その策定に当たって、市長が屋内遊び場の基本構想に盛り込みたい視点であったりとか、市長自身の強い思いを反映させた、どういった形にしたいなというふうに考えているか(教えてください)。
この屋内遊び場については、私の強い思いというよりは、まさに今育つ途上にある子どもたちがいかに楽しく遊び学べるか、あるいは他のお子さんたちとの関係性をどのように構築しながら、遊びという中で成長できるかということなのだろうというふうに思います。私がこれが重要だとかというような、何か遊具だとかそういうものを何も申し上げるつもりはございません。できればお子さんたちの声をしっかりと聴きたいと思いますし、またこれまで子育て支援に関わってきた団体の皆さんたちなど、そういう皆さんの声を反映させた施設にするということが重要なのではないだろうかと思っています。加えてあの場所というのは、もともと民間の方々含めてプレーパーク、外遊びの事業を展開してきたところからも程近いところなのですね。目の前には広瀬川も流れています。そういう意味では自然を生かした体験型のものが屋内、屋外連続してできるような、そういう感じになってほしいなという気持ちは持っているところです。固定観念でこれだというようなものにしたいという強い思いは、私自身はないのですけれども、でも子どもたちは、いろいろなものを遊び道具にしてお互いの関係性を構築して、学びながら遊んで大きくなっていくものだと思っています。
室内遊び場は非常に子育て世代から期待も高いと思うのですけれども、一方で交通渋滞であったりとか駐車場の問題とか、これからクリアすべき課題があるかと思うのですけれども、そういったところへの取り組み方、向き合い方について市長はどういった考えがございますでしょうか、お聞かせください。
まず本市の人口規模でいいますと、子どもたちの数も他の自治体と比べて多いわけです。そしてかなり広い面積を持っています。そういうみんなが自由に遊べるところ、近場で遊んでもらうというのが基本になるのだと思うのですけれども、時には大きいところで親御さんに連れていってもらったり、あるいはご自分でもう行けるような年齢になれば地下鉄を利用して来てくれたり、いろいろあるのだろうなというふうに思っております。身近なところでものびすくの屋内での遊びというのも活動することができますし、その他にもいろいろな民間の施設もあることはあるのですね。そういう中で、本市が設ける大型の屋内施設、遊び場でございます。ですからどういうものにしたらいいのかというのは、この間いろいろなご要請があったところでしたけれども、一生懸命に考えた上で、仙台がこれまで培ってきた遊びというのを根底に置いた上での大型の屋内遊び場ということだというふうに認識して、今取り組もうとしているところです。交通については、確かに小さいお子さんですと公共交通機関がなかなか使いにくいということもありましょうから、駐車場等については考えなくてはいけないというのは担当とも話をしているところです。
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