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更新日:2016年9月20日

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東北電力と「女川原子力発電所における事故等の通報連絡等に関する協定」を締結しました(発表内容)

東北電力との間で、「女川原子力発電所における事故等の通報連絡等に関する協定」を締結しましたので、お知らせいたします。

仙台市は女川原発からおおむね50キロメートルの距離に位置しており、事故等が発生した際に、市民の皆さまの安全・安心の確保に向けて、迅速に対応する必要があることから、東北電力へ働きかけを行い、このたび本市への通報連絡に関して協定を締結する運びとなったものでございます。

協定では、毎時5マイクロシーベルト以上の放射線量が検出されるなど、原子力災害対策特別措置法の第10条に定められている特定事象が発生した場合、および同法第15条に定められている原子力緊急事態宣言に係る事象が発生した場合に、その状況が直ちに東北電力から本市に連絡されることや、平常時から相互の連携強化を図るため、連絡会を開催することなどについて定めております。

このような内容の協定締結は、30キロメートル圏外の自治体としては、県内で初めてのケースとなり、これにより原発所在地である女川町等と同等レベルの情報を迅速に得ることが可能となります。

万が一、女川原発に事故が発生した際には、本市への影響の度合いに応じて、環境モニタリングや避難、飲食物の安全確保などの対策を実施することになりますが、具体的には、今後、地域防災計画「原子力災害対策編」の策定を進める中で、専門家の皆さまにご議論いただきながら、今年度中に定めてまいりたいと考えております。

仙台市長 奥山 恵美子

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