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更新日:2017年3月31日
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本年度は、実施計画に掲げる「学びを多彩な活力につなげる都市づくり」「地域で支え合う心豊かな社会づくり」「自然と調和した持続可能な都市づくり」「人をひきつけ躍動する仙台の魅力と活力づくり」の四つの重点政策と「復興まちづくり」を柱とし、各種事業に取り組みます。
※金額はいずれも1万円未満切り捨て
※主要事業では、一部の事業費の中に、再掲分が含まれます
市民の主体的な文化芸術活動への支援などを通じて、都市の個性と市民の創造性を生み出す文化・芸術の振興を図ります。また、楽都仙台ならではの文化拠点として、音楽ホールの整備検討を進めます。
まちの魅力と人々の活気を引き出すアートプロジェクトや、多面的な学びの機会を創出するミュージアム連携事業に取り組みます。
児童生徒の「確かな学力」を育成するため、市立小・中学校への計画的なタブレット端末整備を開始し、教育の情報化を推進するほか、少人数学習等によるきめ細かな学習指導を行います。また、学校・家庭・地域が一体となった地域ぐるみの教育環境を創出するとともに、児童生徒の将来の社会的・職業的自立を目指し、自分づくり教育を推進します。
スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等を活用し、学校におけるいじめや不登校の未然防止や早期発見および迅速かつ適切な対応等を組織的に推進するとともに、命を大切にする自死予防教育の推進に取り組みます。
博物館や仙台文学館など、さまざまな施設が連携してイベントを開催する「仙台・宮城ミュージアムアライアンス(SMMA)」
仙台子ども体験プラザでは、小・中学校の児童生徒が、仕事や家計・生活設計等の体験を通じて社会や経済の仕組みを学びます
八木山動物公園では、園内に整備を進めている(仮称)ふれあい動物園を7月に供用開始し、さらなる魅力向上を図ります
高齢の方が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会の実現に向け、介護予防の取り組みの充実を図る「介護予防・日常生活支援総合事業」を推進するとともに、地域における支え合いの体制づくりに取り組みます。
障害のある方の自立や地域生活を支援するため、就労支援や社会参加の促進などに取り組むほか、障害者支援施設等の防犯対策を強化します。また、障害理解促進のための啓発や相談体制の充実などにより、障害による差別解消を推進します。
働く場や地域における女性の活躍推進、女性に対する暴力根絶など、男女共同参画を総合的に推進します。
子どもを生み育てやすい環境づくりを推進するため、認可保育所等の保育基盤や児童館等の整備を進めます。
子育てに関する経済的負担の軽減を図るため、子ども医療費の通院助成の対象を、小学3年生までから中学3年生までに拡充します。また、生活困窮世帯の高校生の中途退学を未然に防止するため、進級支援や面談等によるサポートを行うほか、各区の家庭相談員を増員するなど、子どもの貧困対策に取り組みます。
震災の教訓を踏まえ、防災意識の普及啓発を行うほか、自主防災活動の中心となる地域防災リーダーの養成・支援など、防災・減災への取り組みを推進します。
また、民間建築物の耐震化を進めるほか、上下水道施設の耐震化や都市ガスの安定供給体制の向上など、緊急時のライフライン確保に向けた取り組みを推進し、災害に強いまちづくりを目指します。
高齢の方が、住み慣れた地域で充実感を持って暮らせるよう、介護予防の取り組みを進めます
認可保育所等の整備により、安心して子育てができる環境づくりに取り組みます
地域ごとに「地域版避難所運営マニュアル」を定め、避難所開設や備蓄物資の取り扱いなどの訓練を行っています
市民全体で省エネ・創エネ・蓄エネに取り組む「せんだいE-Action(イーアクション)」の推進やLED照明の導入など、環境負荷の小さい低炭素型の都市づくりを進めます。
また、市民・事業者との協働によりごみ減量・リサイクルを推進する「WAKE UP!!(ワケアップ)仙台」キャンペーンを引き続き実施するほか、事業ごみの適正排出と減量・リサイクル推進に向けて、清掃工場に搬入されたごみを展開検査するための装置を導入するなど、事業者への指導啓発を強化します。
さらに、市街地のみどりの保全や創出などに市民協働で取り組む「百年の杜づくり」を推進します。
仙台駅とその周辺について、広域観光の促進に向けた受け入れ環境整備や観光の拠点にふさわしい交通結節機能の強化など、国内外からの来訪者が利用しやすい交通環境整備に向けた検討を行います。
また、定禅寺通とその周辺の活性化に向けて、道路空間の利活用やエリアマネジメント(※1)の導入などの検討を行います。
さらに、市内中心部において、民間の遊休不動産や道路・公園等の公共空間の利活用により、新たなにぎわいの創出や魅力ある都市空間の形成を図るなど、公民連携によるまちづくりを推進します。
(※1)エリアマネジメント:住民や事業者が主体となり、地域特性を生かしながら地域の価値を維持・向上させる取り組み
「みんなにやさしい自転車利用環境づくり」を目指し、自転車利用者のルール順守・マナー向上を図るとともに、自転車が通行する部分を示す自転車マークと進行方向を示す矢印を路面に設置するなど、安全・安心な自転車利用環境の実現を図ります。
また、公共交通を中心とした交通体系を構築するとともに、都市活動を支える道路網の形成を図るため、都市計画道路の整備を進めます。
このほか、市民の安全・安心な暮らしを守る道路や橋りょうの整備、維持・補修等を行います。
地域の皆さんと市職員が協働し、家庭ごみの排出状況を確認しながら、ごみの分別と減量を呼び掛けます
仙台駅西口バスプールの拡張工事等により、東北の玄関口にふさわしい交通結節機能の強化を図ります
市道宮町通線の自転車専用通行帯。自転車の左側走行を促進し、安全・安心な自転車利用環境の整備に努めます
東西線に関わる多様な主体が連携し、東西線沿線のにぎわい創出や魅力向上を図る取り組みを進め、交流人口の拡大と東西線の利用促進を目指します。また、民間活力を生かした沿線のまちづくりを推進し、利便性と快適性の高い市街地の形成を図ります。
「日本一起業しやすいまち」の実現に向け、起業相談や各種セミナーなどの起業支援を行うほか、成長が見込まれる事業への集中的な支援を実施します。また、市内で起業や就職を希望する学生の海外留学支援制度を設けるなど、国際経験豊かな人材の育成や、中小企業の人材確保・育成に向けた取り組みを推進します。
さらに、IT関連中小企業の海外展開支援などにより、IT産業の国際連携を促進するほか、地場産農産物の高付加価値化や地産地消の推進により、地域産業の活性化を図ります。
伊達政宗公生誕450年を記念して、博物館で特別展を開催するほか、伊達文化を切り口とした観光プロモーションを行います。外国人観光客の増加に向け、ターゲットとなる国やニーズに応じて仙台・東北の魅力を的確に発信するとともに、受け入れ環境の充実に努めます。11月に開催する「世界防災フォーラム」を成功させるとともに、国際会議等の誘致に取り組み、コンベンション都市としての地位の確立につなげます。
東北六魂祭の後継となる「東北絆まつり」の開催や復興ツーリズム(※2)の推進などにより、東北の各都市や関係機関との連携を強化します。また、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、イタリアの青少年とのスポーツ交流を行うなど、スポーツを契機とした交流人口の拡大を目指します。
(※2)復興ツーリズム:被災地の現状と教訓を伝えるため、国内外から旅行客を呼び込むこと
東西線沿線の陸奥国分寺薬師堂の境内では、毎月8日に「お薬師さんの手づくり市」が開催され、多くの人でにぎわいます
仙台起業家週間「SENDAI Entrepreneur Week(アントレプレナーウイーク)」では、起業に関するさまざまなイベントを集中的に開催します
平成23年7月に始まり、昨年で東北6市を一巡した「東北六魂祭」。今年から後継イベントとして「東北絆まつり」が始まります
被災された方々の意向や課題に応じて、暮らしや健康に関する相談・支援を引き続き実施するほか、町内会をはじめとする地域団体等の復興まちづくり活動を促進するため、交流活動等への支援を行います。
また、平成28年度末に閉校した東六郷小学校の跡地について、地域コミュニティーの拠点として利活用を図るとともに、東部沿岸地域の防災集団移転跡地について、土地の利活用を希望する事業者を公募します。
このほか、仙台港周辺地区の産業の復興支援や、農地の大区画化等により、経済・農業の復興に向けた取り組みを推進するとともに、海岸公園の再整備や海辺のふる里づくりの支援を行います。
東部復興道路や津波避難道路の整備等により、津波から命を守る多重的な減災対策を推進します。
また、避難所等の災害用資機材や備蓄等を充実させるなど、防災体制の強化を図るとともに、市民一人一人の防災意識を高め、自助・共助を促進する普及啓発活動や、ハザードマップの作成、地域防災リーダーの養成・支援などにより、「防災人」の育成を進めます。
防災に関わる市民団体等の交流と発信の場として「仙台防災未来フォーラム」を開催するなど、防災環境都市づくりを推進します。
震災の記憶と経験を未来や世界に発信するため、沿岸部拠点である「せんだい3.11メモリアル交流館」を運営するとともに、市中心部の拠点施設の整備に向けた検討を進めます。また、津波の脅威や地域の記憶を後世に伝えるため、旧荒浜小学校を震災遺構として一般公開するなど、震災復興メモリアル事業を進めます。
東六郷小学校の跡地に、地域の歴史継承・鎮魂のためのモニュメントと慰霊碑を整備します
津波からの防御機能を高めるため、東部復興道路のかさ上げ工事を進めています
震災の経験や教訓について、市民が思いを共有し、意見を交わすための場となる仙台防災未来フォーラム
市民が主体的に地域や社会のために力を発揮できる環境づくりに向けて、拠点施設である市民活動サポートセンターの機能を強化し、多様な主体の強みを生かした協働によるまちづくりを推進します。
また、市民の暮らしの基盤である地域の特性や課題を踏まえながら、市民協働による地域づくりを推進する「ふるさと底力向上プロジェクト」を実施するほか、郊外住宅地・西部地区振興のため、地域が自発的に取り組む事業に対する補助制度を新設します。このほか、地域の学び・交流の拠点である市民センターにおいて、地域づくり支援を行います。
公共施設を将来にわたり安心して利用できる環境を整えるため、中長期的視点に立った施設整備や維持管理を行います。また、老朽化の進む市役所本庁舎の建て替えに向けて、外部の有識者による検討委員会を立ち上げ、基本構想を策定します。
持続可能な財政基盤を確立するため、市税等のさらなる収納率向上に向けた取り組みや納税環境の整備等を推進します。また、市民と理念を共有し共にまちづくりを進めるため、総合計画の適切な進行管理と評価を行います。
職員研修の充実や効果的な人事管理などによる職員の意欲向上、能力開発の取り組みを計画的に進めるとともに、コンプライアンスの推進などを通じた組織風土の改革、組織力の強化を図ります。また、職員の協働力の向上を図り、時代の要請に応えられる人材を育成します。
市民活動や協働によるまちづくり推進のための拠点施設である市民活動サポートセンター
昭和40年に完成した市役所本庁舎の建て替えに向けた検討を進めます
NPO等に職員を派遣し、体験を通して市民協働に関する理解を深める研修を行うなど、職員の協働力向上を図ります
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