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更新日:2026年1月17日

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「岩国のシロヘビ」との思い出(2026年1月17日)

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シロヘビとの思い出

早いもので2025年も終わり、干支の主役として活躍してくれた国の天然記念物「岩国のシロヘビ」は展示終了となりました。
ケージの隅でとぐろをまく岩国のシロヘビ
ケージの隅でとぐろをまく「岩国のシロヘビ」

「岩国のシロヘビ」はアオダイショウの白化個体(アルビノ)で、山口県の岩国市周辺に多く生息しています。
学術的にも貴重なヘビであることが認められ、1972年に「岩国のシロヘビ」として国の天然記念物に指定されました。
2025年は巳年ということで岩沼市にある金蛇水神社様のご協力のもと、1年限定の展示を実施することとなり、一昨年12月に一般社団法人岩国白蛇保存会の方に見守られながら来園しました。
実際に目にしたシロヘビは、体つきは一般的なアオダイショウと同じでしたが、白い体と赤い目が美しく、なんとなく神々しい印象を受けました。
来園の様子を撮影する密着取材も入っていましたが、ケージに入るとそそくさと陰に隠れてしまったのを覚えています。
真っ白ではなく、淡いクリーム色の体
真っ白ではなく、淡いクリーム色の体

そして2025年、正月開園でのお披露目式では多くの方にご参加いただきました。
たくさんのメディアでも取り上げていただき、シロヘビの人気ぶりが伺い知れました。

「岩国のシロヘビ」が来園してから、ふれあい館にいらっしゃる大人の方がぐっと増えたように感じます。
「シロヘビはどこにいますか」と聞かれることが多くありました。
「岩国のシロヘビ」をきっかけに、久しぶりに動物園に訪れたであろうご高齢の方から、昔の八木山動物公園のお話を伺うこともできました。

お気に入りの隠れ家から顔をのぞかせる岩国のシロヘビ
お気に入りの隠れ家から顔をのぞかせる「岩国のシロヘビ」

担当飼育員としては、シロヘビがうまく環境に馴染んでくれるか心配していましたが、こちらの心配をよそに、順調に餌を食べて糞をして、何回も脱皮をして、時にはにょろにょろと展示ケースの中を移動してお客様を楽しませてくれました。
脱皮した抜け殻はキーパーズコレクションで販売していました。
ご利益があったのかはわかりませんが、抜け殻も一般的なアオダイショウより白く透き通っていました。
キーパーズコレクションで販売していたシロヘビの抜け殻
シロヘビの抜け殻                        
キーパーズコレクションで販売していたシロヘビの抜け殻

大活躍だったシロヘビは、保存会の皆様とともに無事に故郷の岩国市に帰りました。
1年間お疲れ様でした。

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仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159