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ホーム > ブログ・SNS > 八木山動物公園スタッフブログ「八木山ZOO通信」 > スタッフブログ2025 > サル山に登り棒ができました(2026年1月21日)
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更新日:2026年1月21日
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八木山動物公園スタッフブログ「八木ZOO通信」
寒い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
雪が降ることも多くなり、屋外作業が多い飼育員にとっては厳しい季節ですが、ニホンザルにとっては熱い恋の季節であり、サル山の各所でカップルが見受けられます。

身を寄せ合う「ペドロ(オス)」(左)と「エリカ(メス)」(右)
そんなサル山では、この度キーパーズコレクションの売上を利用して、山の頂上に登り棒を設置しました。
キーパーズコレクションとは、動物の落とし物(羽や毛など)や写真といった八木山動物公園オリジナルグッズの売り上げを、動物の生活改善や保全教育に還元する取り組みです。

当園のキーパーズコレクション商品例
ニホンザルは本来、森林の中で地表と樹上を行き来する動物なため、当園のサル山でも本来の行動を引き出しつつ、お客様にもその姿を楽しんでもらいたいと考え、サル山の頂上に幅2メートル・高さ3メートルの木製登り棒を設置することにしました。

当園のサル山と設置個所
登り棒の設置は、担当の飼育員で自ら行いました。
ニホンザルが登ったり揺らしたりしても大丈夫なように、地面に深く穴を掘り、支柱の根本にモルタルを入れ、その上に砂と石を被せました。
添え木を用いてさらに補強し、二日ほどかけてモルタルが固まれば完成です。
飼育員もワクワクしながら作業を進めます。

部品を組み立てる飼育員

モルタルを練る飼育員
しかしながら、設置翌日に緊急事態発生。
ニホンザルの力が想定より強く、添え木は抜かれ支柱は揺すられ、地盤が固まる前に登り棒が傾いてしまいました。
連日の肉体労働に飼育員は疲労困憊、追加のモルタルもなく万事休すかと思われましたが…、
ニホンザルとお客様のためにもここで諦めるわけにはいきません。
支柱の根元に砂利を追加して踏み固め、さらにロープとワイヤーで両側から引っ張って固定し、再び登り棒をまっすぐに直すことができました。

一度傾いてしまった登り棒
こうして完成した登り棒は、飼育員が現場を離れるとすぐにサルたちが登り始め、渡ったり座ったりする人気スポットとなりました。
補助用だったロープも遊具の一つとなり、自由自在に上り下りしていきます。
たくさん活用してもらえて飼育員としてはうれしい限りですが、サルたちが木を齧るスピードが思いのほか速く、やはり登り棒の寿命は長くないかもしれません。
きれいな形が残っているうちに、冬でも元気に遊ぶニホンザルの姿を是非ご覧ください。

完成した登り棒

登り棒で遊ぶニホンザル
お問い合わせ
仙台市建設局 八木山動物公園 飼育展示課
電話:022-229-0122
ファクス:022-229-3159