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更新日:2024年4月24日

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ツキノワグマ対策について

 春になり冬眠から目覚めたクマは、山菜などの食べ物を求めて活発に行動するので、ご注意ください。

 目撃情報のある地域では、早朝や日没前後のクマの行動が活発な時間帯の外出をなるべく控え、山に入ったり川に近づく際は、鈴やラジオ等で音を出しクマに自分の存在を知らせましょう。

 なお、クマに注意するためのポイントをまとめた啓発チラシや、クマの生態などに関する資料も掲載していますので、ご覧ください。

クマの出没情報

「出没情報」は、市民の皆様から寄せられた目撃情報や、爪痕やフンなどの痕跡を基にお知らせしています。

注意喚起情報

「出没情報」の中でも、特に注意が必要なものについて、広く市民の皆様に注意喚起している情報です。(現在、注意喚起しているものはありません。)

クマ出没情報マップ

仙台市内のクマの出没地点を、「せんだいくらしのマップ」内の「クマ出没情報マップ(外部サイトへリンク)」に足跡マークで表示しています。

足跡マークを選ぶと、その出没に関する情報も確認することができます。

また、クマ出没情報マップ内の出没情報一覧表は、年度ごとに古い順に並んでいます。(「並び順設定」の次に「並べ替え」ボタンをクリックすることで、一覧表を最新のクマ出没情報から順に並べ替えることができます。)

 

クマ出没情報マップ

仙台市メール配信サービス

仙台市内でクマの出没情報が寄せられた際に、事前に登録されているメールアドレスへ出没情報を配信します。

ご利用いただくには、事前登録が必要となります。「仙台市メール配信サービスのご案内」のページから、仙台市からのお知らせの「クマ出没情報」の利用をご登録ください。

仙台市LINE公式アカウント

 仙台市内でクマの出没情報が寄せられた際に、「仙台市メール配信サービス(クマ出没情報)」の情報をもとに、事前に仙台市LINE公式アカウントに登録して受信設定をしているアカウントへ出没情報を配信します。

 ご利用いただくには、無料SNSアプリ「LINE(ライン)」での友だち登録と「クマ出没」の受信設定が必要となります。「仙台市LINE公式アカウント」のページから、友だち登録と「クマ出没」の受信をご設定ください。

クマを見かけたら

クマを目撃した際は、各区役所・総合支所または最寄りの警察署に情報をお寄せ下さい。

  • 青葉区区民生活課(電話:022-225-7211【内線6145】)
  • 宮城総合支所まちづくり推進課(電話:022-392-2111【内線5143】)
  • 宮城野区区民生活課(電話:022-291-2111【内線6147】)
  • 若林区区民生活課(電話:022-282-1111【内線6148】)
  • 太白区区民生活課(電話:022-247-1111【内線6142】)
  • 秋保総合支所まちづくり推進課(電話:022-399-2111【内線5124】)
  • 泉区区民生活課(電話:022-372-3111【内線6148】)

ツキノワグマの特徴

仙台市内に生息するクマはツキノワグマです。
ツキノワグマは視力があまり良くないので、主に聴覚と嗅覚に頼って行動、生活しています。嗅覚は鋭く、人の気配も鼻で察知します。大型なので行動は鈍そうですが、人より速く走ることができます。ただし、ツキノワグマは、本来大変臆病な動物です。
クマは植物食中心の雑食性で、春は山菜やタケノコ、夏は野イチゴやヤマグワ、ハチなど、秋にはブナやミズナラなどのドングリを主に食べています。クマの主な食べ物であるドングリなどは、年によって実り方が違うため、凶作の年にはクマが食べ物を求めて平年より広範囲に行動すると言われており、また、このような年は子供を生まないことが多くなります。豊作の年は、栄養十分なたくさんの母グマが子供を生むことになり、翌年には子連れグマが多くなります。

クマを人里に引き寄せないようにしましょう

  • 果実や野菜の収穫はお早めに。
  • 生ごみの管理を徹底しましょう。
  • 建物のハチの巣は放置しないようにしましょう。
  • クマが潜みやすいヤブを刈りましょう。

クマが好む柿の木

クマが好む柿の木

クマの爪痕

クマの爪痕

 

クマに出会わないために

  • 出没情報をチェックしましょう。

新聞、ラジオ、仙台市からの出没情報を確認し、クマが出没している場所にはできるだけ近づかないようにしましょう。

  • クマの活動する時間や場所を避けましょう。

早朝と夕方の薄暗い時間帯の外出は控えましょう。また、川沿いや樹林帯、ヤブの近くは注意しましょう。その他の注意すべき場所もご確認ください。

  • 音を出すなど、自分の存在を知らせましょう。

クマがいるような場所にやむを得ず近づく場合は、鈴やラジオなどで音を出して、自分の存在をクマに知らせましょう。 

特にこんな時、こんな場所は危険です。

冬眠から目覚め、食べ物(山菜やタケノコ、ヤナギの新芽など)を求めて活発に行動します。山菜採り等の際は要注意です。

繁殖期に入り、オスはかなり気が立っています。特に登山やハイキング等の際は要注意です。

また、野イチゴやヤマグワなどを食べますが、山の中にあるエサが少なく行動圏が広がり、人里の畑付近に出没することもあります。

冬眠に備えて、食べ物を求めて活発に行動します。

主に、ブナやミズナラなどのドングリを食べますが、柿・栗などを求めて人里に下りてくることもあるので要注意です。

クマと出会ってしまったら

  • あわてない!
    遠くにいるクマを見つけたら、あわてずクマに背をむけず、向き合ったまま後ろにゆっくり後退します。距離が十分に開けばクマも落ち着きます。
  • 騒がない!
    ものを投げたり、騒いだりせず冷静になることが大事です。大きな声を出す、走るなど、クマを興奮させるようなことは絶対しないでください。
  • 近づかない!
    子グマの近くには、母グマがいる可能性が高いため、子グマを見ても近づいてはいけません。
※一般的に言われている「死んだふり」による被害防止には科学的な根拠はありません。

クマが居着いてしまうなど、特に危険な場合には

 一般的にクマは臆病な動物であるため、人を見れば逃げることが多いですが、野菜や果実、ペットのエサなどクマを引き寄せる物(誘引物)があると、繰り返し出没することがあります。また、市街地などに出てきたクマが、うまく森や山に帰られず、留まってしまうことがあります。このような場合、捕獲をすることもありますので、各区役所、総合支所または最寄りの警察に情報をお寄せください。

クマが家や田畑などに繰り返し出没する場合

  • まずは誘引物の除去をお願いします
    柿や栗などの果樹や米ぬか、野菜くず、ペットのエサなどのほか、塗料の有機溶剤も誘引物となることがあります。
  • 専門家による現地調査や対策の助言・指導を行います
    クマがご自宅や田畑などに現れたり、被害に遭ったりした場合、各区役所・総合支所にご相談ください。
  • 止むを得ない場合には、箱わなによる捕獲を行います
    対策してもクマが出てしまうなど、特に危険で止むを得ない場合、県の捕獲許可を得て箱わなによる捕獲を行います。

仙台市の取り組み

  • 市民向けのクマ対策啓発講座の開催、果樹の幹へのトタン巻きの推奨、市政だよりや市のホームページでの広報及び公共施設での啓発チラシの配架等により、市民の皆様への日常的な啓発や注意喚起を行います。
  • 出没情報が寄せられた際には、管轄警察署と適宜連携し出没地域周辺の確認及び広報車等による注意喚起の巡回広報を行うとともに、必要に応じて専門家による現地調査を行い、周辺住民の方へクマを寄せ付けないための対策を助言・指導します。
  • 出没地域の幼稚園・小中高校などの教育施設及び保育所等の児童福祉施設への速やかな周知を行うほか、出没状況により、花火による追い払い、クマ出没注意看板設置、町内会を通じた出没情報の周知等を実施します。
  • 特に被害が懸念される場合には、県の有害鳥獣捕獲許可を得て、箱わなを設置するなど捕獲に向けた迅速な対応を実施します。クマが市街地にとどまるなど、特に危険な場合には、県から移譲を受けた緊急捕獲許可権限により対応します。

関連資料

関連リンク

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お問い合わせ

環境局環境共生課

仙台市青葉区二日町6-12二日町第二仮庁舎4階

電話番号:022-214-0007

ファクス:022-214-0580