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更新日:2023年9月27日

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消費者市民社会・市民協働

消費者市民社会とは

「消費者市民社会」とは、消費者が公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に参画する社会です。
それは、一人一人の消費者が、自分だけでなく周りの人々や、将来生まれる人々の状況、内外の社会経済情勢や地球環境にまで思いをはせて生活し、社会の発展と改善に積極的に参加する社会を意味します。
消費者被害が多様化・深刻化する中、消費者が安心して、安全で豊かな消費生活を営むことのできる社会を実現するためには、消費者自身が合理的な意思決定を行い、被害を認識し、危害を回避したり、被害にあった場合に適切に処理することができる能力を身に付けることが重要です。
消費者の日々の意思決定や行動は、総体として社会経済に大きな影響を与え、そのあり方を規定すると言っても過言ではありません。経済社会の発展をけん引する質の高い市場の形成には、行政や事業者のみならず、消費者としての国民も、質の高い判断力・意思決定能力を備え、その担い手として関わることが望まれます。
詳しくは、チラシ「みんなでつくろう消費者市民社会」(PDF:1,749KB)をご覧ください。

「消費者教育の推進に関する法律」(平成24年12月施行)について

「消費者被害の防止」および「消費者の自立支援」のために消費者教育を推進することを目的とし、「消費者が消費者市民社会を構成する一員として主体的に消費者市民社会の形成に参画し、その発展に寄与することができるよう、その育成を積極的に支援することを旨とすること」等を理念とした法律です。
ここでは「消費者市民社会」について定義されており、「相互依存の中で成り立つ社会において、個人が、消費者・生活者としての役割において、社会問題、世界情勢、未来を考慮することによって、社会の発展と改善に積極的に参加する社会」を意味するとしています。
法では、消費者教育を「国や地方自治体の義務」「消費者団体・事業者団体等の努力義務」と位置づけていますが、「消費者市民社会」の理念からすれば、全ての市民、あらゆる団体の主体としての参加なしには形成されない社会であるといえるでしょう。

「消費者市民社会」への取り組み

消費生活センターでは、「消費者市民社会」への実現に向けて、消費生活パートナー事業や消費者団体活動補助事業を実施しています。

消費生活パートナー(ボランティア)

消費者団体活動補助事業

市民団体が行う、市民の消費生活の安定及び向上に資する事業に対して、補助を行っています。令和5年度の募集は終了しました。

「エシカル消費」とは

最近耳にする「エシカル消費」、直訳すると「倫理的消費」です。「消費」とは、食べることや使うこと、買い物など、私たちの毎日の生活そのものであり、「エシカル消費」とは、人や社会・地球環境・地域に配慮した消費行動のことをいいます。商品やサービスを選ぶとき、それが誰によって、どのように作られたのかということや、生産から廃棄までの過程にも目を向けること、また思いやりや応援の気持ちを持つことを考えて消費することで、世界の未来が変わります。

消費者庁「エシカル消費特設サイト」(外部サイトへリンク)

 

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◆消費生活相談ダイヤル 022-268-7867(なやむな)

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仙台市消費生活センター
電話:022-268-7040 ファクス:022-268-8309