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更新日:2019年5月15日

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発表項目以外の質疑応答の概要(令和元年5月14日)

令和元年5月14日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

 

客引き禁止条例について

Q1

客引きに関する条例について市長にお伺いしたいことがございます。市が行った調査で、5月調査によると4月調査に比べて3割増えていて、完全施行前の数値に近づいてしまっているような状況なのですけれども、市長は5月にまた増えてしまった理由をどのように分析されていますか。

A1

一朝一夕に全て無くなるということは難しいだろうと思っておりましたけれども、根気強く取り組んでいかなくてはいけないというふうに思っています。5月大型連休であちこち遠方からのお客さまも多かったということもあったのかもしれません。残念ながらまた増えてしまったという調査結果でしたけれども、加えて命令を行ったり勧告を行ったりする件数というものも積み上がっています。粘り強く取り組んでいきたいと思います。

 

Q2

今のお話にあった命令と勧告というのは、今現在の件数はどのようになっているか教えていただきたいのですが。

A2

5月13日現在ですけれども、命令が4件、それから勧告が45件に増えました。ただ過料ですとか、名前の公表というところはまだございません。

 

Q3

やはり一番その条例の効果が出てほしいのは国分町通であったり、中心の人通りが多い商店街であったり通りであると思うのですけれども、そちらが一番効果が薄いということで、そちらに対する対策などは、市長のほうで何か考えていたりされていますでしょうか。

A3

これまでもこの条例の本格施行があって、街頭での啓発活動やパトロールも行っているところです。先ほど申しましたけれども、一朝一夕に全て無くなるということは難しいのだろうと思います。これまでの活動を続けて、ぜひ多くの方々の、それこそご不安に応えられるように取り組んでいくだけだと思っています。

 

Q4

新しい何か取り組みではなく、今の条例の効果を見つつ現状を見ていくという立ち位置といいますか、立場でよろしかったですか。

A4

そうですね。全面施行からまだ一月ですから、そういう意味では評価をするにはまだ早いというふうに思っています。宮城県警の皆さんたちとも連携を強化して、今行っている活動をしっかりと取り組んでいくということに尽きるのではないかと思っています。

 

Q5

先月の会見のときに「一掃されたと聞いている」というお話と、あと「効果があると考えている」というお話だったと思うのですけれども、今回ちょっと効果を評価するのはまだ早いというようなお考えでしたけれども、その考えに至った理由は何ですか。

A5

まず大きく市内のパトロールに着手したということで、やはり一定の効果が上がったのは事実だというふうに思っております。それがまたここに来てこういうことでありますけれども、これもまた地道に活動を続けていくということで理解が進んでいくのではないかというふうに思います。
現実に、命令、勧告の件数も上がってきているわけです。それこそ客引きをしているお店に徹底的にこれを知らしむように努力は必要なのだろうと思いますけれども、別に評価が大きく変わったということではございません。

 

Q6

先週の会見のときに「やはり国分町が」という話だったのですけれども、今回の結果で3月よりも増えているような結果だったと思うのですけれども、そちらの改めて国分町への対策みたいなものは何か考えていらっしゃるのですか。

A6

そもそも風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)によっても禁止されている行為も散見されるということですから、これは宮城県警とも連携をして、警察の取り締まりもかなり強化されている部分もあるというふうに承知しますので、期待したいと思います。

 

Q7

先ほどおっしゃっていた「連休で遠方のお客さまが多かった」というお話でしたけれども、そういったお客さんを狙った客引きが増えているという受け止めでよろしいのですか。

A7

それは私の肌感覚で申し上げてしまいましたけれども、そんな感じがしないでもなかったなというふうに思います。でもこれは私の感想ですので、何か根拠があってということではありません。

 

 

市立学校へのエアコン設置について

Q8

5月に入ってちょっと暖かくもなってきているのですけれども、例の小中学校へのエアコンの設置なのですけれども、今年度中に設置という目標を立てられていましたけれども、現状、進捗状況というのはどのようになっているか教えていただけますか。

A8

詳しい進捗状況は聞いておりませんけれども、先日、業界の方々ともお目にかかる機会があって、懸命に今取り組んでいるところですというご報告を当事者の皆さんたちから、工事に関わっておられる方々からしていただきました。私も「本当にタイトなところで頑張っていただいてありがとうございます」というふうに申しました。

 

Q9

もう既に設置している学校もあるのでしたか。

A9

どうでしょうか。全くその辺の、どのぐらいどこでどういうふうに進んでいるということの詳しい情報は聞いておりませんけれども、お子さんたちがいる中で、業界の皆さんたちも話されていましたけれども「なかなか厳しい中でも頑張っていますから」というお話でしたので、既に設置を終えたところがあるのかどうか、これは申し訳ないのですが私はまだそこまで承知しておりませんので、またご確認をいただきたいと思います。

 

 

大津園児死亡事故について

Q10

先週あった大津の事故に関してお伺いしたいと思います。改めてなのですが、仙台市として事故発生後の対応をどのようにされたのか教えてください。

A10

本当に痛ましい事故だったと思います。亡くなった園児やご遺族はもちろんですけれども、引率をしていた保育士さん、そしてその場に居合わせた子どもたちも大変な衝撃を受けたものと思います。本当に保育行政を束ねる立場としても個人としても、深い悲しみを禁じ得ません。まず亡くなられたお子さんのご冥福を祈りたいというふうに思います。
事故を受けまして、子供未来局のほうでは先週の10日に市内の各保育施設について、事故を受けて、園児たちが散歩に出ること、そしてまた安全を確保するためにいろいろなことを確認してもらいたいということで文書を発出させていただきました。
それから教育局のほうでも、幼稚園、また児童生徒の通う通学路等々を含めて、こちらも教育局のほうから教育長名(※)で通知を発出したというふうに承知しております。

(※)教育局で発出した通知は教育長名ではなく、総務企画部長、学校教育部長名でしたので訂正いたします。

 

Q11

その後、保育園、幼稚園も含めてなんですけれども、不安の声とか届いていたりするものなのか、あれば教えてください。

A11

具体的にここが危ないと感じるとか、園外保育、野外保育について不安だという直接の声は私のところには届いてはおりません。

 

Q12

道路管理者側としてやれるような対策もあるという指摘も専門家から上がっているようなのですが、仙台市として、例えば市だったり他が管理する主体もあると思うのですけれども、そちらのほうで危ないなと思うような交差点の点検とか、そういったことをするような予定とかはあるんでしょうか。

A12

実際に通知文書を出させていただきました。これをもってそれぞれの保育施設で子どもたちの安全確保のためにいろいろなことをお取り組みいただいているのだろうと思います。そういう中で何か疑問点ですとか、それからご要望等が出てくれば、それは速やかにご相談して対応したい、調整をしていきたいというふうに思っております。

 

 

景気動向指数について

Q13

景気判断の件で伺いたいと思います。6年ぶりに悪化という判断が出ましたけれども、まずそのことに関する受け止めをお願いします。

A13

実体経済についていろいろな経営者の方々からもお話を聞かせていただいておりましたけれども、国の調査でもそういうふうな局面に入ったかというふうに思います。東北でもなかなか厳しいようなこともあって、民間調査機関でも倒産件数等々も少し数字が高くなってきているのも承知しているところであります。
そしてまたアメリカと中国の貿易の衝突というのも、これからどんな影響が出てくるのかなと心配するところではありますけれども、本市としても経済、大切な施策だと思っております。地元の皆さんたち、経営者の方々も存分に仕事ができるように応援をしていくということで、成長戦略をまとめて実際にスタートさせているところでございますので、元気を出していただけるように私どもも頑張っていかなくてはいけないなと思っています。

 

Q14

最初の方で話のあった経営者からそういったお話を伺っているというのは、例えばどんな声が市長の元に届いていたのかというのを教えてください。

A14

それはさまざまなご意見がいろいろな会合等々で入ってはきております。個別いろいろだというふうに思いますが、見方としては、やはり順調に伸びているという声はあまり聞いてはいないということです。

 

Q15

増税への影響を懸念するような声もありますけれども、市長は増税に関して以前の議会のときにも考えを示されていますが、改めて今回、景気が悪化した後に思うことは何かありますか。

A15

経済も生き物ですから、ここで悪化というふうな国の発表が出てきましたけれども、また血の巡りがよくなってくるようなことも十分にお考えいただけると思いますし、私どももできることはやっていきたいと思っております。
余り一喜一憂すべきことでもないのかなというふうに思っております。しっかりと経済対策はやっていかなくてはいけないということを、改めて私自身も思っているところです。

 

 

商店街でのキャッシュレス決済について

Q16

ちょっと違った観点から聞かせていただきたいのですけれども、先日キャッシュレスの商店街への支援策といいますか、仙台市と商工会議所などで始めたと思うのですけれども、こちらに関して増税の還元の対策みたいなものも考えていらっしゃるとお聞きしたのですが、キャッシュレス決済の取り組みに関する期待感みたいなものがあれば教えてください。

A16

それぞれ関係の団体の方々がお取り組みになっているのも承知しています。増税のもたらす影響というのは少なからずあるのだろうというふうには思いますけれども、先ほどの質問に対する直接的な答えになるかもしれませんけれども、やはり子どもたちへの還元だということで、将来への投資を含めたものであるということのご理解を含めて、一人一人取り組んでもらいたいと思いますし、そしてまたいろいろなデータを見ると、いろいろなキャッシュレス化というのは、結構ご高齢の皆さんたちも取り込んでおられるのも見ております。
いろいろな意味でこの増税に対する影響というのも出てくることは否めないとは思いますけれども、対応をちゃんとしていかなくてはいけないなというふうには思っております。

 

 

道路照明灯の電力契約について

Q17

先週の定例会見で、街路灯についてまだ電力さんとの話は進んでいないということで、ただ未払いなどがあって、実際に請求などが来たときには払う方向でという話もありましたけれども、実際その後の進捗というか、請求が来たとかあるいは過払いについても何か話が進んでいるとかという、そういう具体的なところは何か進捗はあるでしょうか。

A17

まだお伝えできることは何もございません。

 

Q18

いつまでにその辺はというのは。

A18

それも含めて、お伝えすることはまだできません。

 

仙台市長 郡 和子