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更新日:2019年5月22日

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発表項目以外の質疑応答の概要(令和元年5月21日)

令和元年5月21日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

特別支援学校通学バス内の事故について

Q1

昨日、県教育委員会のほうで発表ありました、特別支援学校の生徒さんの死亡の件で、仙台市も鶴ケ谷に特別支援学校があると思います。バス通学している生徒もいると聞いています。何か対応の見直しですとか指示とかをされているのであれば、ご紹介いただければと思います。

A1

登校中の生徒さんが亡くなるという痛ましい事案が発生したと受けとめています。
仙台市も鶴ケ谷の特別支援学校においてスクールバスを運行しています。教育委員会に確認いたしましたところ、医療的ケアが必要な児童生徒については、保護者の方に登下校の送迎をお願いしているということでありました。またその他医療的ケアの必要がないお子さんであっても、通学中に体調が急に悪くなったということであれば、すぐに学校に連絡して迅速に対応するということと、また急を要するときには、学校に連絡する前に直接119番通報するということだというふうに聞いております。鶴谷特別支援学校には教育委員会のほうから、このような緊急時の対応について改めて確認して職員に通知するよう指示をしたということであります。
私も大変痛ましい事案が発生したなというふうに思っております。今回の事案に関する詳しい状況を伺って、鶴谷のスクールバスにおいてもしっかりと安全確保を図っていけるように連携して取り組んでいきたいというふうに思います。

 

Q2

確認ですが、では管理の徹底を改めて連絡したということで、新たな指示があったというわけではないということですね。

A2

これは事案を受けてすぐに、今のことについて、緊急時についてしっかり対応するようにという指示は出したということです。

 

 

待機児童数について

Q3

待機児童の件で伺いたいと思います。121人という数字が出ましたが、その数字に対する評価と、2020年度末目標達成の見込み、どういうふうにお考えになっているか教えてください。

A3

今お話がありましたとおり、依然として121人の待機児童が発生しているということで、これは保育を希望されているご家庭の期待に応えられなかったと重く受けとめなければいけないと思います。
昨年度と比較して17人減ったわけです。基盤整備として取り組んではきているわけですけれども、残念ながらまだ121人が待機ということになりました。2020年度末での待機児童解消に向けて、さらに施設整備、また保育士などの人材確保、これらにも努めてまいりたいというふうに思います。

 

 

贈収賄事件に伴うネーミングライツの取り扱いについて

Q4

先週、登米市の贈収賄の事件がありましたけれども、あの中で仙台市の施設でもある八木山動物公園のネーミングライツを受けているセルコホームさんも関与していたというようなことで、それへの所感と、あとはこのネーミングライツをどこまで継続するのか、もしくはやめることも含めて考えているのかなど、今の見解を教えていただけないでしょうか。

A4

ネーミングライツは本市にとっての新たな収入源ということの位置付けだけではなく、事業者さんがご自身の企業のPRや社会貢献、地域貢献などの場の提供を図るということを目的にしております。今回、本市公共施設のネーミングライツを有する事業者が報道にあったような事件に関わっているということは、誠に遺憾だというふうに思っています。
それから対応についてですけれども、事務方からは捜査機関による捜査が継続していることを踏まえて、その動向を注視し、慎重に今後の対応を検討するために契約条項の精査や類似事例の確認などを行っているというふうに聞いております。それを見ながら検討していきたいというふうに思っています。

 

Q5

そうしますと、具体的にいつごろまでにそれを仮に撤去するとか、その辺の具体的な話というのはまだ出ていないということでしょうか。

A5

今捜査、取り調べが続いているのだというふうに思いますけれども、今後罪状等が明らかになる検察が起訴するそのタイミングなどで改めて判断していきたいと思っているところです。

 

Q6

今のネーミングライツの件で、契約解除というのですか、そういう選択肢も持ちながら検討するということでよろしいのでしょうか。

A6

契約書には、施設命名権者が著しく社会的信用を失墜したとき解除できると規定をしています。解除するか否かというのは、やはり捜査状況の進展を見極めながらということになると思います。

 

 

八木山動物公園のゴリラ死去について

Q7

ゴリラが亡くなった件に関して、市長の一言頂けますか。

A7

大変市民にも愛され、それこそ日本では最高齢だったということもあって、仙台市民ばかりでなく多くの皆さんたちから親しまれていたゴリラだったんだというふうに思います。残念だなというふうに思っています。
今日このお天気ですけれども、八木山動物公園では献花台とメッセージノートを設置して、ドンちゃんへのお別れをしていただこうということで9時から取り組んでいるというふうに聞いております。
本当に人気者だったわけで、寂しくなりますね。

 

Q8

動物園の人気者の話ですけれども、来月に中国の習近平国家主席が来日して首脳会談が行われる見通しで、その際には、去年に安倍首相のほうで正式にリクエストしたジャイアントパンダをまた貸してくれないかという議論というか、何かしらの話し合いあるいは表明があるものと見られていますけれども、それへの期待とか、あるいはその議論、進捗について何か情報とか入っていれば教えていただけますでしょうか。

A8

具体的に今、何もお話しできることはありません。これまでのように働きかけを続けているということだけであります。中国側から何かお話があるのかどうかということ、また政府に何か話があるのか、政府から発表されるのかということまで、何もつかんではおりません。

 

 

県有施設の老朽化について

Q9

昨日、宮城県で老朽化に伴う大規模改修とか機能再編の検討対象とする県有10施設が公表されたのですけれども、全部仙台市内の施設で、中には東京エレクトロンホール宮城も含まれていて、そういった施設の検討に関して仙台市としてどういうふうに関わっていきたいか、もしくは関わっていくご予定か教えていただければと思います。

A9

これは県有施設のお話ですので、県の議論というのをしっかりと見るということだというふうに思います。私どものほうから、ああだこうだと言う立場ではないというふうに思います。

 

Q10

議論の途中でお話とか要請があれば、意見をお話しなさるとかそういうお考えはありますか。

A10

それは村井知事といろいろな部分でお話し合いをする機会があれば、いろいろと情報交換しながら話はしたいというふうに思いますけれども、まだ具体的なところは何もお話がありませんので、もしあればということですね。

 

仙台市長 郡 和子