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更新日:2019年5月15日

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「第7回仙台国際音楽コンクール」がいよいよ開幕します(発表内容)

令和元年5月14日

 

3年に一度のクラシック音楽の祭典でございます、仙台国際音楽コンクールの開幕がいよいよ迫ってまいりましたので、その概要についてお知らせいたします。

ピアノ部門は5月25日から6月9日まで、ヴァイオリン部門は6月15日から6月30日までの開催となります。今回は16の国と地域から、ピアノ部門には39名、ヴァイオリン部門には36名が出場を予定しております。

このコンクールは、協奏曲を課題曲の中心に据えているということが大きな特徴なのですけれども、今回からは、ヴァイオリン部門のセミファイナルにおいて「コンサートマスターとしてオーケストラの中で演奏する」という新しい課題を新たに設けました。ソリストとしてだけではなく、多様な音楽活動において通用する才能の育成に努めるとともに、これもまたコンクールの大切な役割であるというふうに考えているところでございます。難しい課題に若いヴァイオリニストの皆さんたちがどのように挑戦してくださるか、私も大変楽しみにしているところでございます。

今回も、期間中に多くの関連事業を予定しております。会場の日立システムズホール仙台では、市民ボランティアの皆さま方が中心になって運営をしていただきます交流サロンを設置いたしまして、出場者の皆さま方に仙台の魅力を紹介する展示などを開催いたします。また、審査委員による公開レッスン、それから出場者の方々による無料コンサート、学校訪問コンサートなどの開催のほか、記念グッズも多数取りそろえておりますので、コンクールとあわせてこちらもお楽みいただければと思います。

本コンクールは、歴代入賞者の目覚ましい活躍などもございまして、若手音楽家の登竜門として定着してきていると思います。また、市民ボランティアの皆さんたちによる心のこもったおもてなしというのが高い評価を得ております。今回も出場者の方々が才能を存分に発揮できるように、信頼性とホスピタリティの高い運営に努めてまいりたいと存じます。

市民の皆さま方には、ぜひ会場に足をお運びいただきまして、これから世界へ羽ばたいていく若い音楽家たちに温かい応援をいただきますようお願い申し上げます。

 

仙台市長 郡 和子