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更新日:2019年8月1日

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放射光施設の活用事例を創出するトライアルユース事業を開始します(発表内容)

令和元年7月31日

 

令和5年の次世代放射光施設の稼働に向けまして、兵庫県にある既存の放射光施設「SPring-8(スプリングエイト)」を地元の中小企業が実際に利用する「トライアルユース事業」を立ち上げることにいたしました。

産学官の連携による誘致が実を結びまして、東北大学青葉山キャンパスに造成が進んでいる次世代放射光施設は、研究の分野だけでなく企業の製品開発の効率化や高度化にも大きく寄与するものと期待されております。本市においても経済成長戦略2023で重点プロジェクトの一つに、この放射光施設の利活用促進を掲げて取り組みを進めているところです。

放射光施設の波及効果を高めていくためには、企業の皆さま方にこの施設がどのようなことに活用できるのか、具体的なイメージを持っていただくことが必要だと考えております。トライアルユース事業では、現在、世界最高峰の性能を誇るSPring-8を公募により選定した中小企業が実際に利用して成果発表を行うことで、地元企業の皆さまに施設への理解を深めて活用への関心を高めていただきたいと、このように考えているところです。

トライアルユースを行う事業者は、東北地方に事業所を置く法人を対象とさせていただきます。そして今日から公募を開始いたします。選定された事業者とは、来年3月末までを事業期間とした委託契約を結びまして、150万円を上限に本市が費用を負担いたします。成果発表は3月の中旬頃を予定しています。自治体が企業の関心を高めるために事例づくりから行うといった、このような取り組みというのは、国内では例のないものと認識をしております。

私も先週SPring-8を視察し、先端的な研究開発を地元企業が支え、地元企業の更なる販路拡大等に繋がっていることを伺いまして、改めて次世代放射光施設が持つ可能性というのを強く感じてきたところであります。

今回の事業を皮切りに、今後もさまざまな取り組みを重ねて、次世代放射光施設の立地を仙台・東北の経済や産業の発展に最大限に生かしてまいりたいと思います。


仙台市長 郡 和子