更新日:2017年1月31日

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石垣は語る-年代を示す出土品-

年代を示す出土品(1)

石垣修復工事に伴う発掘調査では、文字の記された木簡が出土しています。表面には、「二十文」、裏には「慶長十二年」(1607)の墨書が読み取れ、本丸へ運ばれた品物につけられていた荷札と考えられています。この木簡は、築城期の石垣を埋め立てたII期石垣の背面の盛土から出土しており、II期石垣が慶長12年以降に造られたことを示す貴重な資料となっています。
写真<「慶長十二年」と書かれた木簡>

年代を示す出土品(2)

解体修復工事に伴い取り外された石材の中から、「寛文」と朱書きされた石垣が見つかりました。そのことは、現在見られる石垣(III期石垣)が寛文年間かそれ以降に積み上げられたことを示していると考えられます。記録によると、寛文8年(1668)に発生した地震により本丸石垣が崩れ、その後修理を幕府に申請していますので、現在見られる石垣は、寛文8年の地震で被災したため修復されたものと考えられます。
写真<石材に書かれた「寛文」の文字>

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