避難所における感染症への対応について
災害発生時は感染症の拡大リスクが高まります。特に避難所という密になりやすい空間では、感染症対策を徹底することが重要です。
いま一度、分散避難による感染症対策や、避難所内での対応について確認してみましょう。
分散避難による感染症対策
- 「避難」とは「難」を「避」けることです。そのため、自宅等で安全が確保できる場合は、必ずしも避難所など、ほかの場所に移動する必要はありません。
- 避難先は、小中学校などの市が指定する場所に限らず、安全な地域の親戚、知人宅などに避難することも避難行動のひとつです。
避難所内での感染症対策
- 避難をされる方に対して一律のマスク着用は求めておりません。ただし、屋内で人と人が触れる程度まで密集するなど、避難所が混雑している場合には、感染から身を守るための方法としてマスクの着用が効果的です。
- 体調不良の方や感染症の感染が確認された方が避難する際は、感染拡大防止の観点からマスク着用のご協力をお願いします。
- 避難所でも、「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避、「人と人との距離の確保」、「手洗い等の徹底」、「換気」、および避難所の消毒といった基本的な感染症対策を行いましょう。
※国における基本的対処方針の見直しにより、令和5年3月13日以降、新型コロナウイルス感染症対策におけるマスクの着用については、個人の判断が基本とされました。詳しくは「マスク着用の考え方」をご確認ください。
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上記の項目を確認し、ご自身に合った適切な避難行動をお願いします。