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更新日:2025年2月12日
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平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、鉄道や地下鉄などの公共交通機関が運行を停止したことで、JR仙台駅周辺などにおいて多くの帰宅困難者が発生し、最寄りの避難所に殺到するなどの混乱が生じました。
通勤や通学、買い物などで仙台駅周辺などの市内中心部にいたとき、大規模な地震災害などに遭遇してしまった際の心構えや、とるべき行動についてまとめました。可能な範囲でのご協力をお願いいたします。
【一斉帰宅抑制についての啓発チラシ】
帰宅困難者対策の基本は「一斉帰宅行動は控える」ことです(事業所等)(PDF:726KB)
学生のみなさん、災害への備えできていますか?(PDF:767KB)
自宅まで歩いて帰ることが可能な方は、周囲の状況等に十分に注意して帰宅しましょう。
仙台市では、災害発生時に自宅まで徒歩で帰宅する方々を支援するため、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会加盟事業者と宮城県、仙台市の三者で、「災害時における帰宅困難者等の支援に関する協定」を締結(平成26年8月)し、災害時帰宅支援ステーションを確保しています。
災害発生時、下のステッカーが貼られている店舗では、水道水やトイレ、道路情報等の提供を受けることができます。
※店舗の被害状況などによって全ての支援を提供できない場合があります。
【協定締結事業者11社】 ※五十音順
地震などの大きな災害が発生すると、家族等の安否を確認しようと一斉に電話が使用されるため、一般電話や携帯電話は、非常につながりにくくなります。
通信各社では、こうした通信の混雑の影響を避けながら、家族や知人との間での安否の確認や避難場所の連絡等をスムーズに行うため、固定電話・携帯電話・インターネットによる「災害用伝言サービス」を提供しています。詳しくは通信各社のホームページ等をご確認ください。
仙台市では仙台駅・長町駅・地下鉄泉中央駅周辺において、民間事業者などの協力を得て、帰宅困難者を一時的に受け入れることができる施設(一時滞在場所)を確保しています。
公共交通機関の運行再開の目途が立たない時は、開設されている一時滞在場所へ移動しましょう。
【一時滞在場所利用時の注意点】
災害発生時に順次開設されますが、開設までには時間がかかります。また、建物の被害状況によっては開設できない場合があります。
とりあえず一時滞在場所へ向かうのではなく、市や仙台駅等が公開する情報(開設状況等)を確認のうえご利用ください。なお、施設の開設状況などについて、一時滞在場所へ直接問い合わせることはお控えください。
開設期間は原則として災害発生から最長3日間(72時間)です。
【一時滞在場所一覧】
各駅の周辺で協力をいただいている一時滞在場所は次のとおりです。(締結日順)
No. |
施設名 |
---|---|
1 |
JR仙台駅コンコース |
2 |
仙台駅東西地下自由通路 |
3 |
地下鉄南北線仙台駅コンコース |
4 |
仙台市シルバーセンター ※現在、施設休館中のため使用不可 |
5 |
エスパル仙台店 |
6 |
ホテルメトロポリタン仙台 |
7 |
東北学院大学土樋キャンパス |
8 |
パレスへいあん |
9 |
AER |
10 |
JR仙台駅東西自由通路 |
11 |
地下鉄東西線仙台駅コンコース |
12 |
東北福祉大学仙台駅東口キャンパス |
13 |
ホテルモントレ仙台 |
14 |
仙台ガーデンパレス |
15 |
仙台ビューティーアート専門学校 |
16 |
仙台国際ホテル |
17 |
仙台サンプラザ |
18 |
ANAホリデイ・イン仙台 |
19 |
シティホール仙台 |
20 | SS30 |
21 | 仙台中央斎場清月記 |
22 |
仙台新寺斎場清月記 |
23 | アーバンネット仙台中央ビル |
24 | アイリス北目町ビル |
25 | アパホテル<TKP仙台駅北> |
No. |
施設名 |
---|---|
1 |
khb東日本放送ぐりりスポーツパーク |
2 |
ゼビオアリーナ仙台 ※現在、改修工事に伴い休業中のため使用不可 |
3 |
仙台長町未来共創センター |
No. |
施設名 |
---|---|
1 |
七北田公園体育館 |
2 |
仙台銀行ホール イズミティ21(仙台市泉文化創造センター) |
3 |
ベルコ泉ビル |
4 |
仙台泉斎場清月記 |
災害発生時は電話回線が大変込み合います。各公共交通機関の運行状況は各社のホームページからご確認いただくようお願いいたします。
仙台市では、東日本大震災の教訓を生かし、行政や民間事業者等の役割を明確にすることで、帰宅困難者対策を進めています。
災害時に一時滞在場所を機能させるためには、運営体制や運営手順など各施設の運営に関する基本的な事項をあらかじめ定めておくとともに、関係者の役割や連携について認識を共有することが重要です。このため、一時滞在場所の円滑な運営に必要と考えられる共通事項を明らかにし、各施設の管理者による運営体制の検討や事前準備を促していくため、対応の基本的な考え方を示す「一時滞在場所運営マニュアル」を策定しています。
一時滞在場所運営マニュアル(平成30年7月)(PDF:549KB)
仙台駅・長町駅周辺帰宅困難者対応指針概要版(PDF:1,585KB)
仙台駅周辺における帰宅困難者対策を推進するため、関係者が連携、協力し、災害発生時の混乱を防ぐことを目的に平成25年11月に「仙台駅周辺帰宅困難者対策連絡協議会」を設立しました。
協議会では、東日本大震災の経験を踏まえた、平時から発災後数時間までの仙台駅周辺における事業者の共助の取組を示した「仙台駅周辺帰宅困難者対応指針」を策定しています。なお、本指針は、国の都市再生安全確保計画に準じたエリア防災計画としても位置付けられています。(平成27年12月)
仙台駅周辺帰宅困難者対応指針(令和6年7月)(PDF:1,739KB)
長町駅周辺における帰宅困難者対策を推進するため、関係者が連携、協力し、災害発生時の混乱を防ぐことを目的に平成30年6月に「長町駅周辺帰宅困難者対策連絡協議会」を設立しました。
協議会では、東日本大震災の経験を踏まえた、平時から発災後数時間までの長町駅周辺における事業者の共助の取組を示した「長町駅周辺帰宅困難者対応指針」を策定しています。
長町駅周辺帰宅困難者対応指針(令和5年4月)(PDF:1,097KB)
帰宅困難者対応指針等に基づく帰宅困難者の誘導や一時滞在場所への案内、受入対応といった災害時の行動ルールの検証と関係機関の協働による対応策の確認を行うことを目的に「帰宅困難者対応訓練」を実施しています。
仙台駅周辺地区では、JR仙台駅、アパホテル<TKP仙台駅北>、仙台駅東西地下自由通路を会場として、令和6年10月29日に訓練を実施しました。(参加者数:193名)
長町駅周辺地区では、JR長町駅、地下鉄長町駅、khb東日本放送ぐりりスポーツパーク、仙台長町未来共創センターを会場として、令和5年11月8日に訓練を実施しました。(参加者数:78名)
泉中央駅周辺地区では、一時滞在場所などの各関係機関と、帰宅困難者の発生を想定した情報伝達訓練を令和6年12月18日に実施しました。
今後も訓練や検討を継続し、実効性の高い帰宅困難者対策を進めてまいります。
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