現在位置ホーム > くらしの情報 > 学ぶ・楽しむ・活動する > 男女共同参画 > 取り組み > 性の多様性(性的マイノリティ、LGBTなど)について

ページID:36660

更新日:2025年3月24日

ここから本文です。

性の多様性(性的マイノリティ、LGBTなど)について

性的マイノリティの方は、幼少期から自身の性や他人との違いに違和感を感じ始めると言われています。また、周囲の理解不足や、身近にはいないことを前提として扱われることで、不安や困難を抱えることがあると言われています。

仙台市では、令和3年3月に策定した「男女共同参画せんだいプラン2021」における基本目標5「貧困などの困難に対する支援と障害の有無や性のあり方など一人ひとりの多様性の尊重を通じた地域共生社会づくり」の施策の方向の一つとして「多様な性のあり方を尊重しあう環境づくりを推進する」を掲げており、理解促進のための情報発信などに取り組んでいます。

性の多様性とは

人は出生時に身体的特徴などから男女を判別し、性別が決められます。
しかし、「性」は出生時に決められた男女の性別よりさらに多様で複雑です。たとえば下表の4つの要素から考えてみましょう。

4つの性について
  性の種類 説明
1 生物学的性 身体的特徴(外性器や染色体等)に基づき、出生時に割り当てられる性【からだの性】
男性型、女性型だけでなく、見た目などが典型的でなく区別がつきにくい場合もあります。
2

ジェンダー

アイデン

ティティ

自己の属する性別についての認識に関するその同一性の有無又は程度に係る意識

※理解増進法において定義されており、その性質は、本人のその時々の主張を指すものではなく、自身の性別についてのある程度の一貫性を持った認識を指すものと解されています。

出典:内閣府ホームページ「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律に関するQ&A」(外部サイトへリンク)

3 性的指向

自分が恋愛・性愛の対象とする相手の性【好きになる性】

4 性表現 服装やしぐさ、口調などにより、外部に表現したい性

これら4つの性の組み合わせに「決まり」はありません。
4つはそれぞれ独立した要素で、これらの性の組み合わせの多様性を指し、「性の多様性」と言います。

 

SOGIとは

SOGI(ソジ・ソギ)という言葉は性の要素である性的指向(Sexual-Orientation)とジェンダーアイデンティティ(Gender-Identity)の頭文字を組み合わせた用語です。
SOGIはLGBTも含めたすべての人の性のあり方を指す言葉として使われています。

LGBTとは

Lesbian(レズビアン=自己の属する性別についての認識と異なる性にのみ性的指向が向いている人)、Gay(ゲイ=自己の属する性別についての認識と性的指向がともに男性の人)、Bisexual(バイセクシュアル=性的指向が男女両性である人)、Transgender(トランスジェンダー=生物学的性と自己の属する性別についての認識が異なる人)の頭文字を組み合わせた用語です。

性的マイノリティの総称として使用されることもありますが、それ以外にもX-gender(エックスジェンダー=自分の性を男性・女性のどちらでもある、どちらでもない、または場合によって変わるとしている人)、Asexual(アセクシュアル=いずれの性にも性的指向が向いていない人)、Questioning(クエスチョニング=自分の性が男性・女性のどちらともわからない人)など、性のあり方はLGBTの4つだけでは表しきれない多様なものとなります。

また、いわゆる典型的とされる性のあり方についてはCisgender(シスジェンダー=生物学的性と自己の属する性別についての認識が一致する人)、Heterosexual(ヘテロセクシュアル=自己の属する性別についての認識と異なる性にのみ性的指向が向ている人)と呼ばれています。

リーフレット「性の多様性を知る」

性の多様性を「知る」きっかけとしていただけるよう、本市でリーフレットを作成しました。
下記リンクからご覧いただけるほか、各区役所・総合支所や市民センターなどにも配置しています。

リーフレット「性の多様性を知る」(PDF:442KB)

性のあり方は、さまざまです。誰もがありのままの自分らしく暮らすことができる社会の実現に向けて考えていきましょう。

 

コミュニティスペース「にじのひろば」

自身のセクシュアリティに関わらず、安心して過ごせるコミュニティスペースを開設しています。性の多様性に関する書物に触れるもよし、参加者同士で語り合うもよし・・

ご自身のセクシュアリティについて揺らぎや迷いを感じている方も歓迎です。
また、ご家族や支援者の方、性の多様性について理解を深めたい方もご参加いただけます。

※調査・研究を目的とした取材やインタビューはご遠慮ください。

事前の申し込みは不要です。ぜひご参加ください!

令和7年度の開催日時

  • 開催時間(全開催日共通)
    13時30分~17時30分(入退室自由)
  • 開催日
    令和7年4月~令和8年3月 原則毎月第4土曜日
にじのひろば開催日一覧
令和7年 4月 26日     
  5月 24日
  6月 28日
  7月 26日
  8月 23日
  9月 27日
  10月 25日
  11月 22日
  12月 27日
令和8年 1月 24日
  2月 28日
  3月 28日

開催場所

仙台市男女共同参画推進センター エル・パーク仙台5階 創作アトリエ
(仙台市青葉区一番町4丁目11番1号 141ビル(仙台三越定禅寺通り館)5階)

内容

  • それぞれ自由にお過ごしいただけます。時間内には性の多様性に関するミニレクチャーや座談会なども開催予定です(参加は任意です)。
  • 自身が呼ばれたい名前でご参加いただけます。
  • 性の多様性に理解のあるスタッフが常駐しています。お悩みなどのご相談にも応じます。
  • ご自身のセクシュアリティは、ほかの参加者に公表しなくても大丈夫です。公表を強制する行為については禁止します。
  • なお、参加したことによって知った、セクシュアリティなどあらゆる個人情報については、秘密を厳守するルールとします。
  • よりよい運営のため、アンケートをお願いしています(無記名・任意)。

 

仙台市パートナーシップ宣誓制度

性的マイノリティの方々が自ら望む生き方を選択し、安心して暮らすことができる環境づくりに資することを目的として、仙台市パートナーシップ宣誓制度の運用を開始しました。

性の多様性や性的マイノリティに関する相談窓口

みやぎ男女共同参画相談室「LGBT(性的マイノリティ)相談」

よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター)

  • 電話番号
    ・被災地専用 0120-279-226(宮城県・岩手県・福島県からのみ利用できます)
    ・全国対象 0120-279-338
  • 相談日時:年中無休・24時間対応
  • 最初に音声ガイダンスが流れます。性別の違和や同性愛などに関わる相談は4番を選択してください。
  • よりそいホットラインホームページ(外部サイトへリンク)

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ

お問い合わせ

市民局男女共同参画課

仙台市青葉区二日町1-23 二日町第四仮庁舎2階

電話番号:022-214-6143

ファクス:022-214-6140