入選作品が決定しました

「泉区写真コンクール」では、自然景観や行事など泉区の魅力を豊かに表現した写真と、笑顔の写真を募集しておりました。平成30年度の募集では以下の作品が入選いたしましたので発表いたします。

応募総数

【いずみの魅力部門】　58点　　【すまいる部門】　44点

多数のご応募をありがとうございました。

【いずみの魅力部門】

金賞　「賀茂の紅葉」

撮影場所：加茂神社

【撮影者コメント】

賀茂神社の紅葉はあまりにも有名で、シーズンになると多くの参拝者・見学・カメラマンが訪れます。作品は、お子さんを連れて参拝に来た家族をシルエットで入れ、ほのぼのとした光景を撮影したものです。

【審査員講評】

賀茂神社の紅葉した写真は、これまでに数多く拝見してきました。今回の作品は、紅く鮮やかに染まったモミジの紅葉と、両親が子供の手をとり合って、参拝に訪れる家族の温かな心情を感じさせる素敵な作品でした。決定的なシャッターチャンスを逃さずに的確に撮らえています。大きな鳥居や人物のシルエットも、見事に表現されていて最高に素晴らしい作品となりました。

 

銀賞　「秋探し　泉ケ岳」

撮影場所：泉ケ岳

【撮影者コメント】

泉ケ岳を気持ちよさそうに自転車で登ってくる元気なおじいちゃんの笑顔を捉えました。

【審査員講評】

泉ケ岳の山麓風景は、車でのドライブもよいが、ツーリングにより、ゆっくり景観を楽しむのもよい。作品は、秋色に彩られた山岳道路で、疲れたのか歩きながら愛車を押している人と出合っている。満面に微笑みを浮かべ充足感にあふれた素晴らしい表情を活写している。

 

銅賞　「ふるさと祭り　花火大会の後で」

撮影場所：七北田公園

【撮影者コメント】

雨上がりの花火大会。孫二人とまいり、ものすごい人にびっくり。花火大会が終わったあとにたくさんの人が少しずつ帰り、ライトの光と影で不思議な世界。今までのカメラがこわれ、キャノンのミラーレスカメラを買ったばかり。よく写し方がわからないままカメラのシャッターを切りました。

【審査員講評】

ふるさと祭りの花火大会は、今までは打上げ花火がメインでしたが、この作品は、あえて花火大会の終了後を撮影した一場面です。大勢の観客が会場を離れる中、会場を照らすライトによって、雨上がりの薄っすらとした霧の中に浮かび上がる人物のシルエット。奇麗な緑芝に人影が長く伸び、とても幻想的な世界が生まれました。素晴らしい感性ですね。

 

特別賞（まち協賞）　「縄張り争い」

撮影場所：泉区

　

【撮影者コメント】

きじを何度も撮ってはいるが、いつも地面の上の写真ばかりで面白くなかった。夜寝る時木の上にあがる時はあるが。木の上で縄張り争いしているシーンを見るのは初めてです。ちなみに左側のきじが割り込み、右のきじが負けて飛び立ちました。

【審査員講評】

キジの「縄張り争い」と、コメントがありましたが、オス同士が威嚇し合う張りつめた緊張感の一場面を見事に撮らえています。森林の緑を背景とし、一本の小枝に止まる2羽のキジを、すっきりと表現しています。特に右側に立つキジの姿勢や紅色の頬、鋭い視線がとても素晴らしかったです。

 

特別賞（泉区賞）　「薫風」　　

撮影場所：七北田公園

【撮影者コメント】

五月のはじめ、七北田公園の西のはじに白く輝く場所が生まれます。木々の間に現れる白いつつじに初めて気づいたとき　その眩しさに息を呑みました。この場所は毎年さわやかな風とともにその感動をよみがえらせ、初夏の訪れを教えてくれます。

【審査員講評】

五月の太陽に照らされた、七北田公園の明るく輝きあふれる新緑の光景を、さわやかなタッチで見事に表現している。奥の白いつつじの群生に向ってかけて駆けてゆく子供二人は、この光景の軸として、また、動的な添景としても効果的だった。

 

特別賞（写真連盟賞）　「雨の七夕　彦星を待つ」

撮影場所：根白石

【撮影者コメント】

地元のミニ七夕。あいにくの雨でしたが女の子が傘を片手に七夕を見ている姿が彦星の後ろ姿と重なって待っているように見えた一コマ。

【審査員講評】

雨のせいか、黒い背景に笹竹やミニ七夕の色のりが、より美しい。その前に佇む、傘をさした女の子の視線が、飾りつけの彦星の後ろ姿に釘付け。そんなひとときは、織姫の思いに浸りきり、現実に現れる彦星を待つ姿。そんな夢のドラマを感じる新鮮な一枚である。

 

【すまいる部門】

泉区長賞　「僕たちもまぜて！！！」

【撮影者コメント】

お盆休日に実家に全員集合。小さい子はルールが分からないのでゲームには参加できません。でも参加したくてしょうがありません。

【審査員講評】

お盆の休日に実家に全員集合、大人たちは親睦のトランプゲームに熱中。作品は、その様子を黄色い大きなテーブルの上にあるトランプカードとメンバーの手の表情だけで見せている大胆な構図がユニークである。ルールを知らない子供たちは、そばで楽しい雰囲気に浸り、メンバーになる日を微笑みながら夢見ている情景がよかった。

 

特別賞（すくすく育ってほしいで賞）　「イタズラしちゃいました」　　　　　

【撮影者コメント】

7か月になった子供は好奇心が旺盛でティッシュ箱からティッシュをたくさん引き出しビリビリにして楽しんでいました。あまりの無邪気な笑顔に誰もとめられませんでした。

【審査員講評】

すてきな笑顔ですね。この作品を見て、こちらまでニコニコしてしまいました。まるで、「ボクこんなこともできるんだ！」なんて言わんばかりの自慢げな笑みが、とても印象に残った一枚の傑作品でした。

 

特別賞（上手にかくれたで賞）　「ぼくはここだよ！」

【撮影者コメント】

甥っ子と出かけた時のこと。すばやく木の後ろに隠れ「ここだよ！」と顔を出す甥が可愛くて思わずシャッターを押しました。

【審査員講評】

子供を連れて遊びに出かけたときなど、突然姿を消すときがある。大人の注意を惹く遊びなのである。しばらくして「僕はここだよ」と心配する大人を安堵させる。作品はそんな情景である。出現した場所が、単純な樹木の幹に挟まれたところだったために、名乗る子供を強く印象付けている。

 

特別賞（大きな夢をつかみま賞）　「願いごと、届け！」

【撮影者コメント】

初めての仙台七夕まつり。大きな七夕飾りに大興奮！お父さんに肩車をしてもらい、高くから上を見上げて願い事が空に届くようにおいのりしました。

【審査員講評】

七夕まつりは人混みで混雑することが多い。そんな中で父親の肩車の特等席での見物である。父親の愛情と見晴らしのよさに感極まって万歳ポーズの微笑みを、美しい千羽鶴の単純な背景に重ねている。カメラマンが母親だったら、ご家族にとっては至福のひとときであろう。

 

特別賞（元気いっぱいのすまいる賞）　「にーっ！」

　

【撮影者コメント】

木のぬくもりが感じられる優しい園舎でのびのびと元気に走り回る息子が見せてくれた表情です。

【審査員講評】

目を細め、白い歯を出し笑顔でこたえる少年。ちょっぴりテレながら、はにかむ姿がとてもいいですね。息子さんが斜めに傾いてポーズしたことにより、動きが出て、元気ですてきな表情となりました。

 

特別賞（おねえちゃんおめでとう賞）　「妹、かわいいでしょ！」

【撮影者コメント】

妹が生まれる前は、ママのお腹を見て「赤ちゃんキライ、赤ちゃんいらない」と言って、ママに甘えられず、すねていたお姉ちゃん。でもいざ生まれるとちっちゃくてかわいい赤ちゃんに大喜び大はしゃぎ。最近では「大きくなったらいっしょにお花屋さんになるの！」とか「いっしょに結婚するんだー！」と言って未来を思い描いています。

【審査員講評】

とても微笑ましい素敵な作品ですね。妹が生まれる以前は、ママを独占できたお姉ちゃん。ちょっぴり悔しがっていたそうだけど、いざ妹が生まれると、可愛い赤ちゃんに優しい言葉をかける。やっぱりお姉ちゃんなんですね。カメラアングルがいいです。仲良し姉妹になることでしょうね。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

主催・問い合わせ先

【いずみの魅力部門】

　泉区まちづくり推進協議会事務局（泉区まちづくり推進課内）

　〒981-3189　仙台市泉区泉中央二丁目1番地の1　電話：022-372-3111（内線6138)

【すまいる部門】

　「すまいる泉」プロジェクト事務局（泉区総務課内）

　〒981-3189　仙台市泉区泉中央二丁目1番地の1　電話：022-372-3111（内線6113)