泉区
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更新日:2025年6月1日
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高温多湿の環境下で、体温調節機能がうまく働かなくなり、体に熱がこもってしまう状態が「熱中症」です。
私たちの体は普段、皮膚の血流を増やしたり、汗を出したりして体温を調整しています。しかし、外気が皮膚の温度を超えると放熱しにくくなり、湿度も高いと汗の蒸発量も少なくなってしまうため体温が上昇します。
また、汗の原料は血液中の水分や塩分です。大量に汗をかくことで血液中の水分や塩分が失われます。体温調節のためには、汗で失った水分や塩分を適切に補給することが大切です。
しかし、塩分の摂りすぎは健康に影響を及ぼすことがあるので、心臓、腎臓などに疾患がある方は注意しましょう。
熱中症は例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明け7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。
梅雨が明けると一気に気温や湿度が上がるため、暑さに慣れていない方は熱中症になりやすくなります。
暑い日は部屋の中でも熱中症になることがあります。
エアコンを使い、こまめに温度を調整しましょう。
扇風機や遮光カーテン・すだれを併用すると効果的に暑さを避けることができます。
部屋の中にいる時もこまめに水分補給をしましょう。
外出や運動の際は、熱中症に関する情報を確認しましょう。
環境省では令和7年4月23日~令和7年10月22日まで、暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラート等の情報提供をしています。
【軽症】めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
【中等症】頭痛、吐き気や嘔吐、体がだるい(倦怠感)、やる気が出ない(虚脱感)
【重症】意識を失う、けいれん、言動がおかしい、体温が高い
【意識がある、呼びかけに反応がある時】
【自力で水が飲めない、意識がない、反応がおかしい時】
厚生労働省:熱中症が疑われる人を見かけたら(外部サイトへリンク)
暑さを避けましょう
涼しい服装や帽子を活用しましょう。
高齢者やこども、障害のある方は熱中症のリスクが高まります。停電が長引き冷房機器が使用できない場合は、冷房設備がある施設への避難を検討しましょう。
定期的に水分をとりましょう
のどの渇きを感じなくてもこまめに水分を補給しましょう。
暑さに関する情報を確認しましょう
身の回りの暑さ、湿度、暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。
厚生労働省:災害時における熱中症予防について(外部サイトへリンク)
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