泉区
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更新日:2024年5月29日
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高温の環境下で体が熱を放出できなくなってしまう状態が「熱中症」です。
私たちの体は、普段皮膚の血流を増やしたり、汗を出したりして体温を調整しています。しかし、外気が皮膚の温度を超えると放熱しにくくなり、湿度も高いと汗の蒸発量も少なくなって体温が上昇します。
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。
また、梅雨明け直後は高温多湿な天候に変化します。
多くの人が暑さに慣れていないため、熱中症のリスクは高くなります。
暑い日が続くと、体がしだいに暑さに慣れて、暑さに強くなります。(暑熱順化:しょねつじゅんか)
暑熱順化は、日常生活の中で、無理のない範囲で汗をかくことで獲得できます。具体的には、「やや暑い」環境で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等)を継続します。暑熱順化は運動を開始し数日後から起こり、2週間程度で完成すると言われています。
日頃から暑熱順化していれば、夏の暑さにも対抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。
少し速足でウォーキングをし、汗をかく機会を増やしていけば、夏の暑さに負けない体をより早く準備できることになります。また、生活習慣病の予防効果も期待できます。
運動をする際は、以下のことを心がけましょう。
厚生労働省:働く人の今すぐ使える熱中症ガイド(外部サイトへリンク)
厚生労働省:熱中症を防ぎましょう(外部サイトへリンク)
【軽症】めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
【中等症】頭痛、吐き気や嘔吐、体がだるい、やる気が出ない
【重症】意識を失う、けいれん、言動がおかしい、体温が高い
【意識がある、呼びかけに反応がある時】
(本人が倒れた時の状況を知っている人が付き添って、発症時の状況を伝える)
【意識がない、反応がおかしい時】
(本人が倒れた時の状況を知っている人が付き添って、発症時の状況を伝える)
厚生労働省:熱中症が疑われる人を見かけたら(外部サイトへリンク)
涼しい服装や帽子を活用しましょう。停電が長引き冷房機器が使用できない場合、特に高齢者や子供、障害のある方は冷房設備がある施設への避難を検討しましょう。
身の回りの暑さ、湿度、暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。
厚生労働省:災害時の熱中症予防(外部サイトへリンク)
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