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更新日:2023年8月5日

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熱中症に注意しましょう

熱中症とは

 高温の環境下で体が熱を放出できなくなってしまう状態が「熱中症」です。私たちの体は、普段皮膚の血流を増やしたり、汗を出したりして体温を調整しています。しかし、外気が皮膚の温度を超えると放熱しにくくなり、湿度も高いと汗の蒸発量も少なくなって体温が上昇します。熱中症は、例年、梅雨入り前の5月から発生し、梅雨明けの7月中旬から8月上旬に多発する傾向があります。

熱中症の症状

【軽症】めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない

【中等症】頭痛、吐き気や嘔吐、体がだるい、やる気が出ない

【重症】意識を失う、けいれん、体温が高い、言動がおかしい

特に注意が必要な方

【高齢者】温度に対する感覚が弱くなるため、室内や夜間でも熱中症が多く発生しています。のどが渇いていなくても、1日当たり1.2リットル(1時間ごとにコップ1杯)を目安にこまめに水分補給するようにしましょう。

【乳幼児】体温調整機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。また、よく晴れた日は地面に近いほど気温が高くなるため、大人以上に暑さを感じます。

【障害をお持ちの方】視覚障害をお持ちの方、車椅子を使用されている方、知的・発達障害をお持ちの方、夏場の外出や暑さに慣れていない方、介護をしている方などの熱中症対策は特に注意が必要です。暑さやのどの渇き、体調不良に周囲の人が気付いて声がけができることも大切です。

厚生労働省:熱中症予防のための資料・情報サイト(外部サイトへリンク)

注意が必要な場面

【仕事中】国内では、職場での熱中症により毎年約20人が亡くなり、約600人が4日以上仕事を休んでいます。屋外でお仕事をされる方は特に対策が必要です。こまめな休憩、涼しい服装、冷感グッズの活用などを取り入れましょう。

【災害時】避難生活に伴う疲労や体調不良、栄養不足などにより熱中症のリスクは高まります。普段以上に体調管理を心がけましょう。また、被災の片づけ作業では体調が悪い時には作業を控えること、暑い時間帯は作業しないなどの注意が必要です。

厚生労働省:熱中症予防のための資料・情報サイト(外部サイトへリンク)

まわりの人が熱中症になったときは

 もし、まわりの人が熱中症になってしまったら、落ち着いて状況を確かめて対処しましょう。

 まずは、熱中症を疑う症状があるか確認しましょう。次に、呼びかけに応えるかどうか確認し、反応が無ければすぐに救急車を呼びましょう。体を冷やす場合は、首、わきの下、太ももの付け根を集中的に冷やしましょう。

 呼びかけには応えることができる状態なら、可能な限り涼しい場所に避難し、水分や塩分を補給しましょう。自力で水分摂取できない場合や症状が良くならない場合は早めに医療機関を受診するよう勧めましょう。

 熱中症が疑われる人を見かけたら(外部サイトへリンク)

熱中症予防のポイント

  • のどが渇かなくても1時間に1回、コップ1杯程度の定期的な水分補給をしましょう。
  • 大量に汗をかいた時は、塩分補給も忘れずにしましょう。
  • 家庭内では扇風機やエアコンを使いましょう。エアコンの設定温度の目安は「28℃」です。室温を下げすぎると(24℃を下回る)、外気温との差が大きくなり、部屋に出入りする際に体の負担になります。
  • 日傘や帽子で直射日光を防ぎ、風通しのよい涼しい服装をしましょう。
  • 日中の暑い時間帯は、長時間の外出やスポーツを避け、朝晩の涼しい時間に行いましょう。
  • 睡眠を十分にとり、脱水状態や食事抜きといった万全ではない体調のまま暑い環境に行くことは絶対に避けましょう。

熱中症予防と感染症防止のポイント

 屋外では、マスク着用により熱中症のリスクが高まります。特に運動時には忘れずにマスクを外しましょう。人との距離が2メートル程度確保できて、会話をほとんどしない場合は、マスクを着用する必要はありません。

環境省:熱中症を防ぐために屋外ではマスクを外しましょう(外部サイトへリンク)

 

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