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更新日:2023年10月30日
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全国的な交通事故の死者数は年々減少傾向にありますが,地域の方々が日常生活に利用する通学路などの生活道路で発生している死傷事故件数は幹線道路に比べ減少率が小さい状況です。
このような状況をふまえ安全・安心に道路を利用できるよう,引き続き生活道路の交通安全対策を進める必要があります。
生活道路における全国の交通事故状況については生活道路の交通安全対策ポータル(外部サイトへリンク)をご覧ください。
子どもたちの登下校中の安全を確保するため,平成26年に策定した「通学路の安全確保に関する取組方針」に基づき,学校関係者,宮城県警,国や仙台市が一体となって,通学路合同点検を実施し課題箇所における安全対策に取り組んでおります。
令和元年5月に滋賀県大津市で歩道を集団で通行していた園児らが死傷する痛ましい交通事故が発生しました。この事故を受け国より未就学児が日常的に集団で移動する経路の安全を早期に確保するよう通知がなされました。
この通知に基づき仙台市では保育所等の施設管理者,宮城県警,国や仙台市などが合同で緊急安全点検を実施し,課題箇所の安全対策に取り組んでおります。
「未就学児の移動経路等の交通安全対策箇所一覧」(PDF:914KB)
本市では交通事故データ等を活用し潜在的な危険箇所を抽出し,地域の方々と協働して交通安全対策に取り組む区域や路線を「生活道路対策エリア」として登録し交通安全対策に取り組んでおります。
平成28年にエリア登録した宮町地区では交通事故データやETC2.0(外部サイトへリンク)より得られるデータを活用し地区の分析を行うとともに,地域住民,宮城県警,国や仙台市などと合同点検を行い地域の交通安全上の課題を共有し,ゾーン30(外部サイトへリンク)の導入や交差点部の※狭さくなどの安全対策を実施してまいりました。
引き続き,様々なデータ等を活用し,生活道路の交通安全対策に取り組んでまいります。
※狭さく:運転者に対して減速を促すために自動車の通行部分をポール等により物理的に狭くする対策
宮町地区・錦町上杉地区における取り組み事例(PDF:5,147KB)
全国の幹線道路(国道・都道府県道等)における交通事故が特定の箇所に集中して発生しているという特徴を踏まえ,幹線道路における交通事故多発箇所や潜在的な危険個所等を「事故危険箇所」として国土交通省と警察庁が合同で指定し,対策を検討・実施しております。
仙台市内においても国や仙台市,宮城県警が連携し対策を実施しており,令和4年3月に新たに指定された8箇所の交通安全対策を検討しております。
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