ジャイアントパンダは、中国に生息する動物で、特徴的な白と黒の模様と愛嬌のあるしぐさから、多くの人々に親しまれています。しかし、現在、野生での生息数は、2,000頭足らずで絶滅の危機に瀕しています。
ジャイアントパンダを絶滅の危機から救うためには、生息環境の保全と繁殖研究を推進する取り組みが必要です。仙台市では、東日本大震災を契機として、東北の子どもたちに夢と希望を届けると共に、繁殖研究を行うため、八木山動物公園へのジャイアントパンダの導入に取り組んでいます。
1.経過
- 東日本大震災後に、中国の温家宝首相が被災地の名取市や福島市などを訪れた際に、子どもたちにジャイアントパンダのぬいぐるみをプレゼントしたエピソードなどを契機として、市長が駐日中国大使へジャイアントパンダの貸与の希望をお伝えいたしました。〔平成23年9月〕
- ジャニーズ事務所からジャイアントパンダ導入に関する支援の申し出をいただきました。〔平成23年12月〕
- 日中首脳会談の場で、温家宝首相からジャイアントパンダ貸与について、前向きな発言をいただきました。〔平成23年12月〕
- 中国側との具体的な交渉に向けて、ジャニーズ事務所とともに中国外交部へ表敬訪問を行いました。〔平成24年3月〕
- 第1回仙台市ジャイアントパンダ導入プロジェクト会議を開催しました。〔平成24年4月〕
- ジャイアントパンダ導入について、ジャニーズ事務所が立ち上げた「一般財団法人MarchingJ財団」から支援表明書をいただきました。〔平成24年6月〕
- 第2回仙台市ジャイアントパンダ導入プロジェクト会議を開催しました。〔平成24年8月〕
- ジャイアントパンダの飼育・繁殖に関する技術的研究と情報交換のため、「中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会」に初めて参加しました。〔平成28年11月,以降令和元年まで毎年参加〕
- ジャイアントパンダ導入について、ジャニーズ事務所とともに中国国家林業・草原局と野生動物保護協会を訪問し、市長親書を手渡しました。〔平成30年8月〕
- 令和元年度に以下のテーマで開催された「中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会」に参加しました。〔令和元年11月〕
※令和2年度から令和6年度は開催なし
【技術委員会でのテーマ(令和元年度)】
・繁殖技術に関する定期的な報告
・健康管理に主眼をおいたトレーニング、繁殖、疾病管理、頭数管理について
・ジャイアントパンダ頭数の増加及び生息地の保全について
・保全に関する教育、国際交換、協働の進捗について
・血統登録と2020年の飼育下繁殖計画について
- 公明党の訪中時に、習近平国家主席と中国国家林業・草原局長あての市長親書をお渡しいただきました。〔令和5年11月〕
- 導入に向けた具体的な協議が進展していない状況が続く現状を踏まえ、株式会社SMILE-UP.(旧株式会社ジャニーズ事務所)と協議し、従前の支援の枠組みを終了〔令和8年2月〕
【参考:八木山動物公園での繁殖に関する取り組み】
八木山動物公園では、スマトラトラやアフリカゾウなどの繁殖に関する取り組みを行っており、様々な実績をあげています。(取り組み内容はこちら(PDF:1,845KB)
2.ジャイアントパンダについて