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更新日:2025年9月12日

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公共交通の有する効果(環境負荷の低減等)


 公共交通は、誰もが利用でき、比較的多数の人を効率的に輸送できることから、生活に欠かせない交通手段であり、環境負荷の低減や交通事故の減少、健康増進など、様々な面に効果を有しています。

温室効果ガス排出量の現状

温室効果ガスの増加は、地球温暖化のみならず、大雨などの気候変動の要因にもなると考えられています。
温室効果ガス排出量の内訳はグラフのとおりであり、自動車等による排出(運輸部門)は、全国が17%なのに対し、仙台市は25%と割合が高くなっています。

温室効果ガス排出量構成比(2022年度)

全国ではエネルギー転換部門7%、産業部門31%、業務部門16%、運輸部門17%、家庭部門14%、その他の分野15%仙台市はエネルギー転換部門14%、産業部門15%、業務部門21%、運輸部門25%、家庭部門21%、その他の分野4%

 

本市の温室効果ガスの削減目標

「仙台市地球温暖化対策推進計画」では、令和12年度における温室効果ガス排出量を平成25年度比で55%以上削減することを中期目標としています。
達成に向けてはまだまだ温室効果ガス削減に向けた取り組みが必要です。

本市の削減目標

2013年の排出量911万トン、2021年は745万トン、2030年は55%以上削減の412万トンを目標

 

クルマの利用と温室効果ガス

公共交通は、クルマと比べ安全性が高く渋滞の緩和にも寄与するほか、CO2の排出量も少なく、環境にやさしい移動手段です。クルマの利用を少し控えるだけでもCO2の削減につながります。

1人を1km運ぶのに排出されるCO2

自家用自動車130、航空98、バス57、鉄道17で自家用車は鉄道の約7.6倍・バスの約2.3倍

 

身近なCO2削減方法と削減量

1日10分車を控えると、1年間あたり410kgのCO2削減

 

CO2削減をはじめとする環境負荷低減のため、公共交通を上手に使い、クルマの使い方を見直してみましょう。
公共交通を将来にわたり維持していくためにも、ぜひ積極的な利用をお願いします。

 

公共交通の利用と事故・環境・健康

公共交通の利用には事故・環境・健康と様々な面で効果があります。

以下の動画で効果について説明しています。

 

 

お問い合わせ

都市整備局公共交通推進課

仙台市青葉区二日町12-34二日町第五仮庁舎9階

電話番号:022-214-8353

ファクス:022-211-0017