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更新日:2025年3月22日

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キッズコーナー(支倉常長像)

支倉常長像<ユネスコ「世界の記憶」・国宝>

はせくらつねながぞう

支倉常長はローマに行く途中、スペインのマドリッドで洗礼を受けキリスト教徒となり、「ドン・フィリッポ・フランシスコ・ハセクラ」と呼ばれました。この絵は黒い服に身を包み、ロザリオを持つ支倉常長がキリスト像に向かって祈っているものです。常長が一心に祈る姿がたいへん写実的に描かれ、ローマでの制作と考えられます。また17世紀の日本人を描いた油絵としてもたいへん貴重なものです。