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更新日:2025年3月22日

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キッズコーナー(祭服)

祭服<国宝>

さいふく

ローマから常長が持ち帰ったと伝えられる、前後つづきの貫頭衣(かんとうい)です。祭服(さいふく)は、教会で位が高い僧が儀式の時に身につけるものです。中央の濃い茶色のビロード地にはアカンサスが刺しゅうされ、天使は描絵(かきえ)で表現されています。また、両わきのうす茶色のきれ地にはぼたん唐草が散らしてあり、裏には全体にもえぎ色の平絹(ひらぎぬ)がもちいられています。