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更新日:2024年7月11日
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歴ネットとは「仙台歴史ミュージアムネットワーク」の略称です。仙台市内にある9つの歴史・文化系の施設で結成した歴ネットは、仙台の歴史・文化に親しんでいただくために、解説シート「歴ネットシート(各参加館に設置)」の作成やイベントを行っています。
かつて、仙台やその周辺で飾られていた門松は、現在一般的に見られるものとは違い、松や竹などを門のように組み上げた形をしていました。
しかし、仙台市中心部では明治40年ころにはほとんど姿を消し、郊外でも昭和40年代には飾る家も少なくなり、今ではほとんど見ることが出来なくなっています。
仙台市博物館では、数年前から仙台の門松に関する調査を継続して行い、いくつかの関連の古文書や絵画資料などを見つけることが出来ました。
その結果、江戸時代に仙台城に飾られていた門松の大きさや数、また材料が根白石村(泉区根白石)から献上されていたことなどがわかってきました。
歴ネットでは仙台市博物館の調査成果に加え、泉区根白石で昔ながらの門松を受け継いでいる旧家の方の協力を得て、仙台の伝統的な門松を再現し、歴ネット参加館において門松の展示を行っています。
令和6年度の展示予定については詳細が決まり次第、お知らせします。
瑞鳳殿の展示風景(令和4年度の写真)
歴ネットで行っている伝統的な門松の再現展示に関連して制作された動画『受け継ぐ―仙台の伝統門松―』を、仙台市公式動画チャンネル「せんだいTube」で配信しています。ぜひご覧ください。
※動画『受け継ぐ―仙台の伝統門松―』から、主な工程を撮影した場面をコンパクトにまとめた動画『仙台の伝統門松』(約8分)も仙台市公式動画チャンネル「せんだいTube」で配信しています。
詳しくは「おうちで楽しむ展覧会(YouTube配信)」のページをご覧ください。
歴ネット事務局(仙台市博物館内)
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