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更新日:2025年11月5日

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令和7年度「仙台市消費者川柳」の募集結果および入賞作品について

6月中旬から9月中旬にかけて募集した消費者トラブル・特殊詐欺の被害防止、消費者市民社会をテーマとした消費者川柳について、1,420人の方から計2,383句のご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。

選考会における選考の結果、入賞作品を決定しましたのでご紹介します。

応募状況

  1. 募集期間   令和7年6月12日~令和7年9月12日
  2. 応募人数   1,420人
  3. 応募作品数  2,383句

(小学生の部:79句、中高生の部:1,869句、一般の部:435句)

選考会について

  1. 実施日   令和7年10月16日(木曜日)
  2. 選考委員

川柳の専門家、共催・協賛・後援団体、仙台市市民局生活安全安心部長等を含めた下記の計7名により選考会を行いました。

 【選考委員長】雫石隆子氏(川柳宮城野社 主幹)

 【選考委員】みやぎ生活協同組合、アイリスオーヤマ株式会社、総務省東北総合通信局、

       宮城県警察本部、仙台市教育局、市民局生活安全安心部長

選考委員長より講評

猛暑から酷暑と暑い日々の夏。また、米不足や国政選挙と地方選挙など社会は目まぐるしく変化の年でした。消費者川柳も十回を超えてクオリティの高い作品が集まりました。物価高を反映した作品、備蓄米から環境問題、偽サイトへの喚起と注意深い暮らしが求められています。入選作が口から口へ伝わって身の守りになれば幸甚です。

入賞作品(計12作品)

以下の表内の「メッセージ」は作者の一言メッセージ、「講評」は各選考委員より川柳に対しての感想です。

(1)仙台市長賞

小学生の部 フードロス 減らす我が家の カレー技
  • メッセージ
    冷蔵庫の余った野菜を寄せ集めてもカレーは、美味しくなるのでカレーは、我が家のスーパーマンです。
  • 講評
    フードロスの取組を楽しく行うのがポイントですね。各ご家庭の「得意技」を活かす取組こそ、大きな広がりを持つ運動に結びつきますね。

七北田小学校5年

佐藤 陽奈夏

中高生の部 冷暖房 ガンガンつけて 減る寿命 
  • メッセージ
    冷房や暖房をガンガンつけてしまうと地球温暖化が進んでしまい、様々な問題が起きてしまうよという注意喚起である。
  • 講評
    冷暖房を頻繁に使用せざるを得ない環境変化の中、適切な使用による自己の体調管理と同時に、地球環境負荷の削減の取組が重要ですね。

東北高等学校2年

永田 匠

一般の部 慌てるな 地震水害 火事と詐欺
  • メッセージ
    近年、甚大な自然災害が多過ぎるので。
  • 講評
    詐欺は、被害件数・金額も大きく社会問題となっており、市民みんなで声を出し口ずさみ、詐欺を許さない社会づくりに努めよう。

東 真巨

仙台市長賞の入賞作品

(2)仙台市教育長賞

仙台市教育長賞の入賞作品
小学生の部

にせサイト かもしれないと 一呼吸

  • メッセージ
    みんなもにせサイトに注意しよう。
  • 講評
    「お得!」「いいかも!」とすぐに飛びつくのではなく、一呼吸おくことが大切であると改めて考えるきっかけにつながる作品です。

聖ドミニコ学院小学校4年

原田 翔喜

中高生の部

値段より 使うその時 価値を問う

  • メッセージ
    安さに惑わされず、本当に役立つかを見極めよう。
  • 講評
    様々な情報やものがあふれる中で、値段だけでなく、自分にとって本当に必要か、価値があるものなのかを問うことが大切であると考えさせられる作品です。

仙台工業高等学校2年

諸澤 篤樹

一般の部 たまにはね 買い物行かず アルモンデ
  • メッセージ
    買い物に行くとついつい買いすぎてしまったり、冷蔵庫にすでにあるものとかぶってしまったり。たまには冷蔵庫にあるもので済ませて節約することで、フードロスにもつながるかなと思います。
  • 講評
    家にあるもので意外と何とかなることも多いことに気付かされます。「アルモンデ」を合言葉に、肩の力を抜いてフードロス削減に取り組んでいきたくなる作品です。

古谷 さや

(3)みやぎ生協賞

みやぎ生協賞の入賞作品
小学生の部

地球はね 苦しい気持ち 言えないよ

  • メッセージ
    地球を守るために、自分で気づいて行動したいと言う思いをこめました。
  • 講評
    環境問題・異常災害を小学生らしく捉えた作品です。

上杉山通小学校4年
宮森 径

中高生の部

米不足 困る消費者 減る農家 

  • メッセージ
    最近の米不足を解消するためにこれを見て農家になる人が増えてほしい。
  • 講評
    令和の米騒動を描写しただけでなく、生産者の後継者不足を訴える作品です。

聖ウルスラ学院英智高等学校1年

土岐 祥大

一般の部

集めれば 資源 捨てれば 有料ごみ

  • メッセージ
    ごみとして捨てた場合、有料ですが紙類、段ボール、衣類、油、他、回収先に持ち込めばただ、時にはポイントがもらえます。活用して資源を大切に!
  • 講評
    環境保全のために、一人ひとりが出来ることから始めようといったメッセージ性を感じました。

ペンネーム
き.きょう

(4)アイリスオーヤマ賞

小学生の部

備蓄米 いぎなりうまい いい具合

  • メッセージ
    韻を踏むというテクニックのことを聞いたので、「いいうあい」でそろえてみました。中句だけ「いいあいうあい」になってしまったけど、仙台だから「いぎなり」って入れられてよかったと思います。備蓄米が売れてるとか売れてないとかテレビで言っていますが、備蓄米もお米なので、残さず食べてもらえたらいいのになと思います。私は備蓄米もおいしいと思いました。
  • 講評
    母音で韻を踏むこと、仙台弁の「いぎなり」を使った言葉選びがとても印象的でした。備蓄米の美味しさを宮城から発信する、素晴らしい作品ですね!

長町小学校5年

高橋 成実

中高生の部 CO2 排出止めて 地球Love
  • メッセージ
    地球温暖化を止めたい。
  • 講評
    温室効果ガス削減のアイディアを持ち寄り、世界中の人々が慈愛に満ちた思いやりで協力しながら、気候変動の問題を解決していきたいですね!

仙台工業高等学校2年

桒髙 太陽

一般の部

じじばばは 手軽で便利 パック飯

  • メッセージ
    一人身になっても、パック飯なら手軽に無駄なく節約できる。平成の米騒動では、家族全員、随分助かりました。
  • 講評
    平成にも令和にも米騒動が起きましたが、消費者の皆さんの多様なライフスタイルや食文化の変化を的確に捉えた日常感あふれる作品です。

西川 宜孝

アイリスオーヤマ賞の入賞作品

表彰について

入賞された方には、11月30日(日曜日)の表彰式において、表彰状の授与と副賞を進呈いたします。

 

作品の掲示等について

入賞した川柳については、作者のお名前(ペンネーム)、学校名、学年などとともに、当センター併設の情報コーナー及びララガーデン長町での掲示、当センターが発行している情報誌「ゆたかなくらし」12月号へ掲載させていただきます。また、今後、当センターでの啓発の際にも使用させていただく予定です。

お問い合わせ

市民局消費生活センター

仙台市青葉区一番町4-11-1 141ビル(三越定禅寺通り館)5階

電話番号:022-268-7040

ファクス:022-268-8309