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更新日:2017年9月6日

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震災遺構として荒浜地区の住宅基礎の一部を保存します(発表内容)

平成29年9月6日

 

震災遺構として、荒浜地区の住宅基礎の一部を保存することとしましたので、お知らせします。

昨日も視察をさせていただきましたが、震災前には荒浜小学校の周囲には約800世帯の集落があり、家屋のほとんどが流失するなど甚大な被害を受けました。残された住宅の基礎の部分についても荒浜小学校と併せて保存することによって、遺構としての発信力がさらに高まるものと有識者会議において評価をされているところです。

この間、地域の方々のご意見や、お住まいになっていらっしゃった方々のご意向などを確認しながら検討を進め、このたび震災遺構として保存するエリアを、鎮魂のモニュメント「荒浜記憶の鐘」周辺の約0.4㏊としました。エリア内の具体的な整備内容につきましては、集団移転跡地利活用に係る事業者募集の提案内容なども踏まえながら、平成31年度の一般公開に向けて検討したいと考えているところです。

記憶と鎮魂の思いを震災遺構として形にとどめて、震災の経験と教訓が未来に向けて広く共有されるよう私自身も力を尽くしたいと考えています。

 

仙台市長 郡 和子