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更新日:2019年1月16日

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国際姉妹都市リバサイド市の日本庭園修復を行います(発表資料)

平成31年1月15日
(担当)文化観光局交流企画課
(直通)022-214-1251
(担当)建設局百年の杜推進課
(直通)022-214-8391

 

本市の国際姉妹都市であるアメリカ合衆国リバサイド市には、姉妹都市提携50周年を記念して平成19年に仙台市の市民団体が中心となり寄贈した日本庭園「結心庭(ゆいしんてい)」が設置されています。

結心庭の設置から10年が経過し、さまざまな箇所の修復が必要となったことから、このたび、日本庭園を熟知している一般社団法人宮城県造園建設業協会の造園技術者4人を派遣して、修復を行います。

なお、修復作業は造園技術者の指導のもと、リバサイド市※1仙台市※2との市民ボランティアが行います。

1 派遣期間   

1月27日(日曜日)~2月5日(火曜日)

 

2 派遣者    

宮城県造園建設業協会会員 4人

  • 株式会社 植耕 代表取締役 鎌田 耕氏
  • 御堂平造園 代表 相原 雅敏氏
  • 株式会社 竜門園 専務取締役 齋藤 靖士氏
  • 株式会社 コワタ プロジェクトマネージャー 木幡 貴光氏

 

3 日程

  • 1月27日(日曜日) 仙台発
  • 28日(月曜日)~2月2日(土曜日) 日本庭園修復(※3日~4日は予備日)
  • 2月5日(火曜日) リバサイド発

 

4 日本庭園(結心庭)の修復について

(1)日本庭園(結心庭)の概要

詳細は別紙「リバサイド市日本庭園の概要と現状」(PDF:7,689KB)参照

(2)修復事業について

  • 経緯 設置から10年が経過し、池の護岸や園路等の欠損や植物が繁茂しており、修復が必要となったため
  • 修復内容 池の護岸、池の敷砂利、石灯籠・ししおどしの設置、剪定(せんてい)、補植など
  • その他 当該事業は、国土交通省の「姉妹都市等海外日本庭園修復モデル事業※3」を活用して実施

 

5 リバサイド市との交流

(1)国際姉妹都市提携

1951年(昭和26年)5月の母の日に、在仙米陸軍病院に入院中の将兵のもとに大学婦人協会仙台支部の有志から花束が届けられた。同じ大学婦人協会リバサイド支部の会員を母とする将兵によりこのことが故郷に伝えられ、大きな反響を呼び、リバサイド市側に「東北大学女子学生のための奨学制度」設立となった。これが契機となり、リバサイド市議会で数市の姉妹都市候補の中から仙台が選ばれ、提携を行うに至った。(人口約32万人。)

(2)近年の主な交流と震災時の支援

  • 例年、仙台国際ハーフマラソン大会出場のため選手団が派遣されているほか、市民レベルでの交流が継続
  • 平成23年5月、リバサイド市長を団長とする訪問団が来仙し、リバサイド市および市民からの寄付金を仙台市社会福祉協議会に寄贈
  • 平成23年9月にリバサイド市内の教会グループが、平成24年12月にリバサイド市の国際交流官ほか訪問団が来仙し、追加寄付金を仙台市社会福祉協議会に寄贈
  • 平成27年5月、リバサイド市長をはじめとする訪問団が来仙し、沿岸被災地の復興状況視察、市民交流等を実施
  • 平成28年10月、仙台市長及び市議会議員などからなる訪問団が、国際姉妹都市60周年を記念してリバサイド市を訪問し、市民交流や観光プレゼンテーションを実施
  • 平成29年5月、リバサイド市民訪問団が国際姉妹都市60周年を記念して来仙し、市民交流、仙台国際ハーフマラソン大会に派遣されたリバサイド選手団の応援等を実施
  • 平成29年10月、仙台市民訪問団が国際姉妹都市60周年を記念してリバサイド市を訪問し、市民交流、日本庭園(結心庭)の清掃等を実施

 

※1 IRC(リバサイド国際交流委員会)

IRC(リバサイド国際交流委員会)は、市や他の団体などと協力し、諸外国からリバサイド市等を訪れる方々を支援する団体。その中の仙台委員会が仙台との市民交流に貢献している。

 

※2 仙台リバサイド交流連絡会(オレンジクラブ)

仙台リバサイド交流連絡会は、仙台市の国際姉妹都市リバサイド市との交流を促進し、仙台市民の国際交流に貢献することを目的に活動している市民団体で、リバサイド市を代表する特産品オレンジにちなんで通称「オレンジクラブ」と称している。

 

※3 「姉妹都市等海外日本庭園修復モデル事業」

  • 目的 対日理解やインバウンド促進、造園業界の海外展開を図るため、荒廃した海外日本庭園の再生を行うもの
  • 事業内容 日本から造園技術者を派遣し、姉妹都市等が行う日本庭園修復事業を支援するモデル事業を行い、今後の事業水平展開のための体制構築を検討するもの。平成29年度より実施
    平成30年度実施都市は仙台市(米国リバサイド市)、京都市(チェコ共和国プラハ市)、神戸市(米国フィラデルフィア市)
  • 支援内容 造園技術者の派遣費用(人件費・旅費) 200万円(上限)
  • その他 本市の事業について、宮城県造園芸協同組合および一般社団法人日本造園建設業協会宮城県支部より協賛いただいている

 

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